ドッペル・シュピーゲルの境界線



GM:タヒチ
メイン 見学

本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.



PC1:「デッドストック」篠川(しのかわ)把握(はあく)(キャラシート)PL:ヨシカワ
PC2:「過ぎた過去(it's past)上凪(かみなぎ)茉莉(まつり)(キャラシート)PL:御影
PC3:「安全地帯(セーフティー・ゾーン)春風(はるかぜ)雄馬(ゆうま)(キャラシート)PL:ゴリラ
PC4:「シルヴァーノス」長筬(ながおさ)笹美(ささみ)(キャラシート)PL:とーどー

Index

  • オープニング1
  • オープニング2
  • ミドル1
  • ミドル2
  • ミドル3
  • クライマックス
  • エンディング1
  • エンディング2


  • プリプレイ

    GM:〈プリプレイ〉
    GM:では自己紹介から!
    GM:まずはPC1、どうぞ
    篠川 把握:はいは~い
    篠川 把握:「篠川把握、元人間だね」
    GM:元人間だ
    篠川 把握:ほんとに高校生か?みたいな面しているレネビです。
    篠川 把握:元々はとあるセルでパシリをしていたのですが
    篠川 把握:ある事件の際にセルリーダーを殺害し合い打ちとなり。
    篠川 把握:他のセルメンバーの能力で篠川君と前セルリーダーの死体をパッチワークしたうえで再構成して何とか蘇生しました。
    篠川 把握:転生体かつサイバーなのはこれが理由。
    篠川 把握:その際に能力を行使したメンバーは昏睡状態になり
    篠川 把握:あと一人のセルメンバーもUGNにはいられない体質なので。
    篠川 把握:セルリーダーを引き継ぎ細々と生きています。
    篠川 把握:なんか中途半端な優しさと敵対者に対する慈悲の無さで心身が不安定に見えますがいいやつでありたいと本人は考えています。
    篠川 把握:人格と大雑把な来歴はこんな感じ。
    篠川 把握:シンドロームはオルクス/ソラリス/ウロボロス/のトライ。
    篠川 把握:魔改造したカリギュラを投げつけて火力を出します。
    篠川 把握:演出としては自分が死んだ時の感覚を相手に強制的に共有し、ダメージを与えます。
    GM:恐ろしさ
    篠川 把握:レネゲイドがからまなければ顔のいい不良みたいな感じです。
    篠川 把握:本日からはよろしくお願いします。
    GM:よろしくお願いします~
    GM:そんなPC1のHOはこちら

    HO:PC1 シナリオロイス:千葉好々ちば・すくすく 推奨感情:好意的なもの

    あなたは世間に溶け込んでいるオーヴァードだ。少なくとも殺人鬼であったり、言葉の通じぬ怪物であったりはしない。
    普通と呼べる程度の生活を送っているので、非オーヴァードの友人、あるいは恋人や親戚も多かれ少なかれ存在する。
    どんな関係かはさておき、千葉好々という名の少女もその一人だ。
    そして彼女が失踪したことで、あなたは彼女を探すためUGNに協力すると決めた。

    千葉 好々:「で、私たちは悪友ということになったワケ」
    篠川 把握:「いえ~い」
    篠川 把握:「ゲーセン行こうぜ」
    千葉 好々:「金ないわ」
    篠川 把握:「だすだす」
    GM:ではそんな感じでやっていきましょう、失踪するらしいです
    GM:助けてあげよう!
    篠川 把握:うお~~
    篠川 把握:頑張ります
    GM:がんばれ
    GM:では次、PC2! 上凪さんどうぞ
    上凪 茉莉:はーい
    上凪 茉莉:「やめるなら今のうちだよ、始まってから降参するんじゃあ遅すぎるから」
    上凪 茉莉:"過ぎた過去it's past"上凪カミナギ 茉莉マツリ
    上凪 茉莉:エンジェルハィロゥ/ハヌマーン
    上凪 茉莉:16歳/女性/UGNチルドレン
    GM:速い人のシンドロームとセリフだ!
    上凪 茉莉:そういうこと!
    上凪 茉莉:高速移動を得意とする戦闘エージェント。
    上凪 茉莉:正面切っての戦闘はそれほど得意なわけではないが、速度と破壊力に長けた能力の為、奇襲・強襲に有用。
    上凪 茉莉:ただし、速度に耐えられる肉体を持っているわけではなく、ほぼ常に傷を負っている。
    上凪 茉莉:激しやすく、そういった自分の気質が嫌いなため、口数が少なくなりがち。
    上凪 茉莉:能力とは別に、走ることが好きなため、支部で陸上部を作るために奮闘している。
    上凪 茉莉:こんな感じかな!よろしくお願いします!
    GM:よろしくお願いします~
    GM:ではHOは後ほど!
    GM:次は春風さんどうぞ
    春風雄馬:春風雄馬(ハルカゼユウマ)です。
    春風雄馬:アカデミアでテレーズ・ブルームを助けた事によって支部長になりました。
    GM:凄い人だ
    春風雄馬:UGNチルドレン・・・というより子供兵士に対してちょっとした想いがあったので、社会復帰を目的にした支部の支部長をしています。
    春風雄馬:表向き・・・というか運営としては児童館です。
    春風雄馬:欲望に忠実で女の子が好きで目移りする、気になる子の好感度を教えてくれそうなキャラクターの方針です。
    春風雄馬:ボケれないとクレバーな振る舞いをして話を頑張って回そうと思います。
    GM:親友!
    GM:いいと思います
    春風雄馬:このすば!のカズマさんとか杉田智和がやるボケ寄りの親友キャラ・・・と想像していただけると嬉しいでございます
    春風雄馬:ゲーム部分では、アドバイスを3人に巻いて、ブリッツクリークで過労死してもらう構成になります。
    春風雄馬:情報収集は、生き字引を乱用して突破します。
    GM:そうかっ(ソロモン) Dロを積まないことでブリッツクロークの安定運用を
    春風雄馬:そうだ(ブネ)
    春風雄馬:というのもあるんですが、春風雄馬はDロイスが発生する程の事象に遭遇してないかのらりくらりしちゃった・・・みたいな想定でDロイス取得してません(フレーバー)
    春風雄馬:支援役にDロイスいらんやろ!(本音)
    GM:触媒は強いですよ(どうでもいい)
    春風雄馬:それはそう
    春風雄馬:とまぁ、こんな所で次の方にお渡しします
    GM:はーい、よろしくお願いします!
    GM:ではトリを務めるのはこの少女~
    GM:PC4、どうぞ
    長筬笹美長筬笹美ながおさ・ささみ、イリーガルの高校生。
    長筬笹美:友情や愛情を大切にしている普通の女の子です。
    長筬笹美:ある日にFH製のドラゴンを拾って覚醒、なんやかんやでUGNに入って今に至ります。
    長筬笹美:データ的にはシンプル運転完全獣化アタッカー。
    長筬笹美:PLはとーど一です。よろしくお願いします。
    GM:シンプルじゃなさすぎる
    GM:それはさておきよろしくお願いします~
    GM:そんなお三方のHOはこちら

    HO:PC2/PC3/PC4 シナリオロイス:任意

    あなたはUGNに協力する立場のオーヴァード、あるいはエージェントやチルドレンなどの正規人員だ。
    どうやらあなたが住むエリアの周辺で、組織を問わず既知のオーヴァードたちとよく似た見た目のナニカがうろついているらしい。いわゆるドッペルゲンガーのようなものだ。
    またPC1によく似た存在が失踪した少女を連れ去った目撃情報すらある。
    あなたたちは事態を究明し、少女を救出しなければならない。


    GM:失踪した千葉を助けよう!
    幌空 標:「というわけですね」
    上凪 茉莉:がんばるぞー
    春風雄馬:おー

    〈Trailer〉

     夢現ゆめうつつと云う言葉があります。

     ゆめうつつ、夢想と現実。それらを似たものと捉えつつ、やはり異なる世界と見做した言葉です。

     ……真実ほんとうでしょうか?

     たとえば、あなたにとてもよく似た人が現れたら。あなたの周りの人は、あなたでないその人をあなたとして扱うかもしれません。

     そうして成り代わられてしまったら。あなたはきっと、うつつの出来事とは思えないでしょう。早く悪い夢から醒めたいと思うやも。

     でも、そう云うことは“ある”ものです。ゆめうつつも、真実ほんとうは等しくそこに“在る”のですから。


     Double Cross The 3rd Edition 『ドッペル・シュピーゲルの境界線』

     ダブルクロス。それはゆめうつつが交わる、ひそやかな岐路。

    オープニング1


    GM:シーンキャラクター:PC1
    GM:登場侵蝕をどうぞ
    篠川 把握:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 8

    GM:ホットスタート
    GM
    GM:────3日前
    GM:平日の昼である。
    GM:キミは曲がりなりにも全日制の高校に通っている身分でありながら、駅前の喫茶店あるいは任意の飲食店にて
    GM:悠々と寛ぐ贅沢を謳歌していた。
    GM:休日ではなく、長期休暇でもない。
    GM:つまり、サボりだ。
    GM:そして、その向かいには。キミと同じ身分と同じ咎を背負う少女がいる。
    GM:要するに同じく学校をサボっている、悪友である。
    篠川 把握:煙草を取り出そうかどうか悩んだが女子相手なので流石にやめた。
    篠川 把握:相手がヤニカスなら遠慮なく吸っているが。
    篠川 把握:「千葉さぁ、学校ふけて大丈夫なのかよ~~」
    篠川 把握:言ってはいるが誘ったのはコイツである。
    千葉 好々:「あんたが言う~?」テキトーに頼んだいちばん安いコーヒーを啜っている
    篠川 把握:駅前の学生の財布だとちょっと痛い店にわざわざ誘っている。
    篠川 把握:「教師に金握らせれば単位くらい融通利くし」
    篠川 把握:発言が終わっている。
    千葉 好々:「バケモンかよ」
    千葉 好々:「私はそんな金ないが? 倫理観はあるものの」
    篠川 把握:「千葉の分も単位買っていいけど」
    千葉 好々:「なんか風呂に沈められそうだから嫌」
    篠川 把握:「風呂」
    篠川 把握:「友達相手にんなことしねえよ」
    千葉 好々:「友達相手じゃなきゃするんだ」ふふ、と微笑って
    篠川 把握:「ノーコメント」実際は死体を捌くまでやっている。
    千葉 好々:コーヒーに砂糖とミルクをドバドバ入れている
    千葉 好々:「こわっ」
    篠川 把握:「冗談だよ」
    篠川 把握:無駄にいい面で笑って炭酸飲料を飲み干す。
    千葉 好々:「くそっ雑に面がいい……」
    篠川 把握:「お前も普通に可愛いだろ」
    千葉 好々:「それはそう」あっさり認めている
    千葉 好々:「はーあ、でも可愛いだけじゃあね」
    千葉 好々:「尊厳切り売りしないと可愛さって役に立たねえや」
    千葉 好々:役に立ってないからこうして暇している、の意
    篠川 把握:「尊厳の切り売りはマジでろくでもねえからやめとけやめとけ」
    篠川 把握:「俺から遊び代引っ張るくらいには役に立ってるだろ」
    篠川 把握:遊興費は原則篠川持ちということになっている。
    千葉 好々:「そーだけど、別にあれな仕事やらに限らずの話だよ」
    千葉 好々:「無駄に目立つわりに可愛げが無いと、浮くからね」
    千葉 好々:「あんまり篠川にずっと払わせるのも気ぃ重いし」
    千葉 好々:パパ活みたいだし……とは言わなかったが、ちょっと思わなくもない
    篠川 把握:「金だけは無駄にあるからな、俺」
    篠川 把握:「そこは気にしなくていいって言ってるだろ」
    千葉 好々:「でもな~……」無駄にコーヒースプーンを弄ぶ
    千葉 好々:「まぁいっか、最近欲しい本が出たんだよね」
    千葉 好々:「ちょっとそこの本屋付き合ってくれる?」「流石に自分で買うけど」
    篠川 把握:「いいぜ。俺もちょっと雑誌漁りたかったし」
    千葉 好々:「タイトルは確か…致死率百割猥談だったかな……」
    篠川 把握:「……俺も気になるけど」
    篠川 把握:「同居人にぶっ殺されそうだからやめとくわ」
    千葉 好々:「エロ本じゃねえから」
    千葉 好々:「致死率がどうこう書いてるわけないだろ、まともなエロ本に」
    篠川 把握:「……ソウダナ」
    篠川 把握:ぎこちないリアクションである。
    千葉 好々:「あれ? てか彼女と同棲してんだっけ」
    篠川 把握:「色々あってな」
    篠川 把握:「親戚の子だよ」
    千葉 好々:「それでもエロ本持っていってぶっ殺される仲ってのは……」
    千葉 好々:「いや、うん……まあ結婚できないだけだもんな」
    篠川 把握:「ヤってないぞ」
    篠川 把握:即答である。
    千葉 好々:「草」
    千葉 好々:「しかし親戚の子かぁ」ぐぐ、と伸びをする
    千葉 好々:「やっぱ似てんの? 可愛い? 何歳?」
    篠川 把握:「似てはねえよ、かわいい」
    篠川 把握:「でもって歳は俺より1つか2つ上」
    千葉 好々:「ふぅん……」
    千葉 好々:「……コーヒーぬるくなってきた」
    千葉 好々:「出ようか」
    篠川 把握:「ああ」
    GM
    GM:────駅前、本屋
    千葉 好々:「あ、これこれ……致死率十割怪談だった」
    GM:カクヨムの鬼才が放つ戦慄と笑いの坩堝! 3月26日発売!
    篠川 把握:「俺の同居人の話しなくてよかったじゃねえか!!」
    篠川 把握:天を仰ぐ。
    千葉 好々:「草」
    篠川 把握:あと一歩間違えると割とヤバい性癖持ちだったこともばれそうだった。
    篠川 把握:「ホラーなら普通に俺も買うかな」
    篠川 把握:ホストじみた風体の男が持っているとそれ自体がギャグじみた絵面かもしれない。
    千葉 好々:「いいと思う」中身は七割くらいギャグだったと思うが、言わないでおく
    千葉 好々:「ホラーも入ってる……のは事実」
    GM:ぼかした言い方に、何かを勘づくかもしれないが
    千葉 好々:「いやでも……ホラー読むなら」
    千葉 好々:「芦花公園の『極楽に至る忌門』とかの方がいいと思うよ」横に置いてある本を指さす
    篠川 把握:「千葉は結構小説好きだよな」
    篠川 把握:すすめられた本を手に取る。
    GM:最強の拝み屋・物部斉清ですら止められなかった土地の怪異────ホラー文庫30周年記念、書き下ろし作品。好評発売中。
    千葉 好々:「オカルトが結構好きでさ」
    千葉 好々:「ミステリもだけど」
    千葉 好々:「篠川はどうだっけ」
    篠川 把握:「どっちかっつうと漫画の方が好きだな」
    篠川 把握:「バトルとか恋愛とかあんまり頭使わないほうが好きだ」
    篠川 把握:「ラノベもまあ、読むけど」
    篠川 把握:「ウィザーズブレインとか面白いぞ」
    千葉 好々:「ウィザーズブレイン……覚えとく」
    篠川 把握:20年近くかけて完結したラノベである。
    篠川 把握:篠川も千葉も産まれていない。
    千葉 好々:「あ、そうそう……オカルトと言えばさ」
    千葉 好々:「最近この辺でドッペルゲンガーが出るみたいなウワサ、あるんだよね」
    千葉 好々:「知ってる?」
    篠川 把握:「噂くらいなら」
    GM:篠川把握は少し知っていてもいいし、全く知らなくてもいい。
    千葉 好々:「まあ、よくある話」
    千葉 好々:「でも不思議なのはさ、目立つ服の人を別の場所で同時に見かけた……みたいな話ばっかで」
    千葉 好々:「本人が自分そっくりのヤツを見たってのは殆ど聞かないんだよね」
    篠川 把握:「本人があったら死ぬんじゃなかったか?」
    篠川 把握:「ドッペルゲンガーってさ」
    千葉 好々:「そうか、見た人はしっかり死んでるってわけね」
    千葉 好々:「…………こわっ」
    篠川 把握:「言い出しっぺはお前だろ!!」
    千葉 好々:「そんな怒鳴らなくても」
    篠川 把握:「怒鳴ってたかぁ?」
    千葉 好々:「エクスクラメーションマークが2つ付いてた」
    篠川 把握:「俺達の会話が全部文字起こしされてるのか?」
    千葉 好々:「私の主観だよ」
    千葉 好々:「さて、“怪談”と“忌門”どっちも買おっかな」
    千葉 好々:「篠川はなんか買う?」
    篠川 把握:「とりあえずこの2つと」
    篠川 把握:千葉が進めた本を2冊。
    千葉 好々:「と?」
    篠川 把握:「エロ本」
    篠川 把握:しょうもない冗談である。
    千葉 好々:「勇者だな……」
    篠川 把握:「なんかおすすめある?」
    千葉 好々:「趣味が合わなさそう」
    千葉 好々:「あんた尖ってそうだし」
    篠川 把握:「ひどくないか?」
    千葉 好々:「そんなこと言われても……」本当に尖ってそうだし
    篠川 把握:「……■■■■自主規制って一般性癖じゃないのか?」
    篠川 把握:あまり一般的ではない。
    千葉 好々:「……ハイ、終了~」
    千葉 好々:「やばっマジで付き合い見直した方がいいかな……」まじめな顔
    篠川 把握:「そんなにか!?」
    篠川 把握:「こういう詰まんねえ話できる相手お前くらいしかいねえからさぁ」
    篠川 把握:「死んだりしないでくれよ」
    篠川 把握:しょうもない話をしていた雰囲気が一瞬で抜けて。
    千葉 好々:「死なないよ」
    千葉 好々:「……たぶん」
    GM:そんなバカバカしい話をしたのが、3日前。
    GM:千葉と連絡を取れなくなってからも、3日が経った。
    GM:あなたは探していただろうか。
    GM:それとも、ただ待っていただろうか。
    GM:いずれにせよ、あなたに身の覚えのない時間、別れて帰路についた後。
    GM:その時、その場所で。あなたによく似た人・・・・・・・・・と千葉が会っていたというウワサを耳にして。
    GM:きっと、あなたは探しに行くだろう。
    GM:──現在。駅前の路地裏
    幌空 標:「──UGNとして、あなたを探していました」
    幌空 標:「シロにしろクロにしろ、ご同行願えますか?」
    篠川 把握:「いいけどさ」
    篠川 把握:「今の俺、死ぬほど・・・・機嫌が悪いんだ」
    篠川 把握:「しょうもないことしないでくれよ」
    篠川 把握:ぞっとするほど表情の抜け落ちた目で目の前のUGNを睨み付けている。
    幌空 標:「──その様子では、シロのようですね?」目の前の少年は、薄く笑った。
    篠川 把握:「クロだったらもうお前にゲロ吐かせてる」
    幌空 標:「でしょうね。では、行きましょう」
    幌空 標:「きっと、お役に立てると思いますよ?」
    GM
    GM:シーンカット。ロイス取得のみ可能
    篠川 把握:シナリオロイスだけ取ろうかな
    GM:いいと思う
    篠川 把握:千葉好々 〇友情/偏愛
    篠川 把握:これで

    オープニング2


    GM:シーンプレイヤー:PC2 登場推奨:PC3、PC4
    GM:登場侵蝕をどうぞ
    長筬笹美:長筬笹美の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(42 → 50)
    上凪 茉莉:33+1D10
    DoubleCross : (33+1D10) → 33+2[2] → 35

    春風雄馬:1d10+36
    DoubleCross : (1D10+36) → 3[3]+36 → 39

    GM:長筬ぁ!
    GM
    GM:────UGN支部:小型児童館
    GM:キミたちは任務ブリーフィングのため、会議室かどこかに集まっていた。
    幌空 標:「えー、皆さんに資料は渡ったかと思いますが」
    幌空 標:「この数週間ほど、ドッペルゲンガーのような存在がこの近辺で発生しているようです」
    幌空 標:司会のような役割を果たす少年も、またUGNチルドレンの中学生だ
    幌空 標:「詳しくは調査中ということで我々も表立っては動かなかったわけですが」
    幌空 標:「今回明確なインシデントが発生したわけです」
    幌空 標:そこで一旦沈黙し、参加者の様子をうかがう
    長筬笹美:「まだアクシデントじゃない……ってコトですか?」尋ねるのはサンドウィッチを机に広げている女子高生
    長筬笹美:鳴き声を上げる手乗りサイズのドラゴンにサンドウィッチを食べさせている
    上凪 茉莉:「……」 両の手を膝の上に乗せ、座っている少女。
    上凪 茉莉:この段階では話に参加してもロクな意見もできないと思い、沈黙している。
    春風雄馬:遂にお鉢が回ってきたか。
    春風雄馬:ま、万年人手不足で日夜テロリストや摩訶不思議事件に介入し続けていれば
    春風雄馬:こういう、仕事が関係無い支部にも回ってくるってワケだ。
    春風雄馬:「つーコトで、捜索の人出をイリーガルに募ったってワケ。」/
    幌空 標:「支部長の言う通りです」
    幌空 標:「通例に則ればここらで自己紹介を、と行きたいところですが」
    幌空 標:「実はスペシャルゲストがいるので、もう少し状況を説明していきましょう」
    長筬笹美:(本部から人が来るのかなー)もぐもぐ。自分でもサンドウィッチを食べている
    春風雄馬:「スペシャルゲスト・・・なるほど、流石はノイマン様だ。用意がいいな」
    上凪 茉莉:「……?」 怪訝そうな表情。口は挟まない。
    幌空 標:「支部長もノイマンじゃないですか」
    春風雄馬:「まぁオレのは別ジャンルだし。んで、件のドッペルゲンガーでも用意したのか?」/
    幌空 標:「ま、順を追ってですね」
    幌空 標:「端的に言えば、今言ったドッペル絡みの行方不明者が出ました」
    幌空 標:「直前に目撃されたのがFHセルリーダーらしき人物と一緒にいたところだったので、その人物が普通に下手人かと思われていたのですが」
    長筬笹美:「そんなのもう犯人じゃないですか」セルリーダーて
    上凪 茉莉:「そんな迂闊なことあるんだ」
    幌空 標:「彼を捕まえてよく捜査したところ、どうやら目撃されたのとは別人だったみたいでして」
    長筬笹美:「ほな犯人とちゃうかあ……」
    幌空 標:「それでこの案件と結びついたわけですね」
    幌空 標:「そんなわけでそのセルリーダーさんには協力してもらいます」
    上凪 茉莉:「FHセルリーダーに協力してもらうことあるんだ」
    長筬笹美:「良いセルリーダーなんているんだ」
    幌空 標:「あるんですよ。世の中にはマスターエージェントと我々で協力した案件もありますし」
    春風雄馬:最悪だ。広域テロリストが参考人とは。頭が痛くなる。
    篠川 把握:「ほ~ろそ~ら~く~ん」言いながら扉を開ける。
    幌空 標:「おや、来たようですね」
    篠川 把握:「全部ぶっちゃける必要あるかなぁ!!」
    長筬笹美:「……おお、なんか全然大丈夫そうな人が来た」開口一番の様子を見て
    篠川 把握:完全に君達と同年代らしい茶髪の男が部屋に押し入る。
    上凪 茉莉:(若いな……)
    篠川 把握:先程よりかは社交的な言動をするつもりがあることが幌空にはわかっていい。
    篠川 把握:「そこらへんにいた野良オーヴァードとかでいいじゃん!!」
    幌空 標:「雑な嘘より突飛な真実ですよ」
    幌空 標:「大体捜査資料を案件の進行中に改竄するなんて無理です」
    篠川 把握:「隠蔽体質がUGNの売りなのにぃ?」
    篠川 把握:悪質な煽り。
    幌空 標:「はい」
    長筬笹美:「言われてますよ、支部長。弁明はないんですか!」
    上凪 茉莉:支部長に視線を向ける。
    篠川 把握:「俺そのせいで死にかけたしこんなことになってんだよなぁ」
    春風雄馬:「そこは事実だ。」
    春風雄馬:「んまぁでも、『知らなかった』で済む話もある。」
    春風雄馬:「それが今だ。」
    春風雄馬:「重要参考人のイリーガルを連れて来たンだよな!いやー便利なスペシャルゲストだなー」/
    幌空 標:「ええ、記録上はそういうことにしておきます」
    長筬笹美:「問題になりそ~~」
    篠川 把握:「サンキュー、四課には気をつけなよ」
    上凪 茉莉:スペシャルゲストらしいのでぱちぱちと拍手をする。
    幌空 標:「さて、役者も揃ったことですしお互い自己紹介をしましょうか」
    篠川 把握:「お、ノリがいい子もいるじゃん」
    篠川 把握:「最初に言っとくけど、被害者とは普通の友達だからな」
    春風雄馬:「ダチが行方不明になったから助けて欲しい。それでいいな?茶髪」/
    篠川 把握:「そういうこと」
    長筬笹美:「はいはいはいはい! スペシャルゲストさんのお名前はなんですか!」
    春風雄馬:「こいつは、茶髪 キザ雄。茶髪でキザなのが特徴的なイリーガルボーイだ。」
    春風雄馬:「いいな?」/
    篠川 把握:「デッドストックで一応回答になるんだけど」
    長筬笹美:「それはコードネームですよね? 名前の方ですよ、名前」
    長筬笹美:「まさか……デッドストックっていう名前なんですか……?」
    篠川 把握:「え~~」
    上凪 茉莉:「茶髪キザ雄さんでは……?」
    篠川 把握:「UGN相手に本名渡したくない~~」
    篠川 把握:「いや、さすがに茶髪ギザ雄は違うけど」
    長筬笹美:「じゃあデッドストックが本名……?」
    篠川 把握:「コードネームに決まってるだろ!!」
    篠川 把握:「ちなみに幌空君」
    幌空 標:「はい?」
    篠川 把握:「資料に俺の名前書いてあったりする?」
    長筬笹美:「あ、標ちゃんに聞けばいいか。この人名前何て言うんです?」
    幌空 標:「知りませんけど……どっちにしろ正規で学籍あるなら余裕で辿れますよ」
    幌空 標:「そっちも偽名ならもう何を名乗っても一緒でしょう」
    篠川 把握:「そうだね~」
    篠川 把握:「篠川把握。現在高3、単位は金で買ってるからもう卒業確定してる」
    長筬笹美:「やっぱりワルのセルリーダーでは???」
    上凪 茉莉:「よろしく」
    春風雄馬:「そうだよ!」
    篠川 把握:「いや、UGNにワルって言われても良心痛まないからワルでもいいけど」
    春風雄馬:「だから、『オレ達は知りませんでしたー』ってコトにしようって話なんだろうが!!」
    長筬笹美:「良心を捨てた典型的FH~~! まあいいや。よろしくね、把握くん」
    春風雄馬:「分かったか!手乗りドラゴン!!分かってくれてありがとう!!」/
    シルヴァーノス:アギャス!
    篠川 把握:「良心はあるが!?」良心があったのでUGNに中指を突き立てたのだが、そこは秘密。
    シルヴァーノス:サンドウィッチを食べていたドラゴンが元気に返事をした
    幌空 標:「ま、流石にジャームとかではないですし交戦履歴も我々とは無い方です」
    幌空 標:「ちょっと面倒くさいイリーガルだと思いましょう」
    GM:春風雄馬はずっとそう言っている。
    篠川 把握:「まあ、基本その扱いしてくれると助かる」
    篠川 把握:「セルリーダーとはいっても部下は呼べねえし」
    長筬笹美:「人望ないんだ」
    上凪 茉莉:「セルリーダーでも、そういうこともあるか」
    春風雄馬:「事実で殴るのはやめてやれ」
    篠川 把握:「この状況で呼んだら多分刺される」
    篠川 把握:「あとお前らの前にいると都合が悪いんだよ・・・・・・・・」その部分を強調している。
    長筬笹美:「部下が彼氏……とか?」
    篠川 把握:「BL!?」
    春風雄馬:コイツ・・・チャパツ・キザーメンドクサ雄・・・いや、篠川把握だったか。コイツは渋々と言った所か。
    春風雄馬:「まぁ」
    春風雄馬:「『友達を探しにココを頼りしたイリーガル』として振る舞う以上は、手を貸してやるし、イリーガルとしてそこの手乗りドラゴンと同じ額の報酬は出してやる」
    シルヴァーノス:アギャス!
    シルヴァーノス:サンドウィッチを食べ終えて机の上で丸まって寝ている
    春風雄馬:「だから、『友達を探しにココを頼りしたイリーガル』を演じろ、キザ雄。」/
    上凪 茉莉:(やっぱりキザ雄なのかな……)
    篠川 把握:「分かったよ。今から俺はイリーガルな」
    篠川 把握:「あと名前で呼べ。それ以上変なので呼んでも俺は無視するぞ」
    春風雄馬:「仕事やってンのに本名で呼ぶなんてトーシローやれっかよ。こっちはな、個人情報かかってンだよ」
    篠川 把握:「じゃあせめてコードネームにしろよ!!」
    長筬笹美:「だって把握くんのコードネーム長いし……」
    篠川 把握:「長くねえだろ!!」
    春風雄馬:「テロリストネームで呼んでどーすんだよ・・・少しは頭捻れよ。そこの手乗りドラゴンの飼い主と陸上ガールに決めさせっぞ」
    篠川 把握:「今の俺はイリーガルなんだろ」
    篠川 把握:「だったら、被りだ」
    春風雄馬:「いいのか?ダチを助けた時にしょーもないハンドルネームで呼ばれて?」/
    篠川 把握:「おまえらがどうせ無かったことにするだろ」
    篠川 把握:明確に棘がある返答をした。
    長筬笹美:「じゃあドストくんで」デッ『ドスト』ックだから
    篠川 把握:「ドスト」
    上凪 茉莉:「じゃ改めてよろしく。ドスト」
    幌空 標:「よろしくお願いします、ドスト」
    篠川 把握:「幌空君は止めてよ!!」
    春風雄馬:「良かったな。ドスト、ドスト・・・」(微笑)/
    春風雄馬:「つーことで、オレはボーダーライン。面倒だろうからボーダーだの好きに呼べばいい。」
    春風雄馬:「隣にいるガールズは手乗りドラゴンと・・・陸上部だ。」
    長筬笹美:手乗りドラゴンです! と元気に返事
    春風雄馬:「ほれ、挨拶挨拶」と促した/
    GM
    GM:シーンエンド。ロイス取得が可能です
    長筬笹美:保留、終了です
    上凪 茉莉:保留かな
    春風雄馬:ドスト 連帯感〇/不安
    篠川 把握:保留で

    ミドル1


    GM:シーンプレイヤー:PC2 他任意だけど登場推奨
    GM:登場侵蝕をどうぞ
    上凪 茉莉:出るぜ
    上凪 茉莉:35+1D10
    DoubleCross : (35+1D10) → 35+6[6] → 41

    長筬笹美:長筬笹美の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(50 → 54)
    篠川 把握:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 9

    春風雄馬:1d10+39
    DoubleCross : (1D10+39) → 8[8]+39 → 47

    GM
    GM:情報収集の時間だ 合流は…OPでやったので!
    GM:項目はこちら

    仮称ドッペルに関する調査報告 〈情報:UGN〉5
    千葉好々について 〈情報:任意〉4
    興味深い伝承 〈情報:任意〉6
    周辺エリアの要警戒オーヴァード 〈情報:UGN〉6 〈情報:FH〉8

    GM:あんまり難易度高くないので適当に回していこう
    上凪 茉莉:こいつコネすらねえ
    長筬笹美:ドッペルに挑みます。コネ適用
    篠川 把握:要警戒オーヴァードはどっちも変わらないやつ?
    長筬笹美:3DX+1 情報:UGN コネ適用済
    DoubleCross : (3DX10+1) → 10[6,7,10]+4[4]+1 → 15

    GM:えらい
    長筬笹美:ドッペル調査報告成功です
    GM:どっちも変わらないです
    篠川 把握:まあ、能力値的にはかなり余裕あるし
    GM:難易度の差は組織力の差
    篠川 把握:要警戒オーヴァード行こうかな
    上凪 茉莉:興味深い伝承かなあ
    篠川 把握:俺の組織力がカスって事!?
    GM:違うんですか
    篠川 把握:そうだけど……
    上凪 茉莉:あっ把握君そっち行くなら私好々ちゃん行くか
    篠川 把握:すくすくちゃんあるのか
    篠川 把握:やっぱスクスクちゃん行っていい?
    上凪 茉莉:ウス
    篠川 把握:項目に関してどれ調べたかは調整してよくなったので
    篠川 把握:要警戒オーヴァード行きます
    篠川 把握:5dx+2
    DoubleCross : (5DX10+2) → 10[2,6,7,8,10]+10[10]+10[10]+1[1]+2 → 33

    GM:天才か?
    上凪 茉莉:好々ちゃん行きます。
    篠川 把握:あがめろ
    上凪 茉莉:情報:UGNで判定
    上凪 茉莉:1D+1>=4
    DoubleCross : (1D10+1>=4) → 6[6]+1 → 7 → 成功

    上凪 茉莉:ふう……
    GM:1D10になってるがまあ出目的には変わらんか
    GM:じゃあ支部長も回してもらって
    上凪 茉莉:あっx抜けてた
    GM:残ってるのは伝承かな
    春風雄馬:おk
    春風雄馬:生き字引を使用
    GM:うおおお
    春風雄馬:9dx+3
    DoubleCross : (9DX10+3) → 9[2,6,7,7,8,8,8,8,9]+3 → 12

    GM:ヨシ!
    春風雄馬:情報はサブとかにおいてくれるとうれしいぜ
    GM:OK ただログ用にメインにも置くぜ

    仮称ドッペルに関する調査報告  支部の人員による一次調査が終了した。曰く、以下の特徴を持つとのこと。
     ・UGNやFH等、既知のオーヴァードと酷似した外見。
     ・知性を伴うと見做せる程度の会話能力を備える。
     ・記憶や口調等の人格再現は完全でないものの、ある程度は可能。
     ・同時に複数個体が確認された例はなし。
     ・能力分野の再現度は未確認。
     ・非オーヴァードにも同様の擬態が可能かは不明。 

    千葉好々について  UGNのデータベースには関連する記録なし。
     篠川把握が認識していた通り、非オーヴァードの一般人で間違いないと考えられる。
     レネゲイド関連を除いても目立った特記事項は見受けられず、平凡そのものの少女と思われる。
     数日前の夕方ごろに篠川把握に酷似した人物(仮称ドッペルと見られる)と連れ立って目撃されて以降、現在の消息は依然不明。 

    興味深い伝承  このエリアの興味深い伝承が図書館の資料に記録されていた。以下抜粋。
     「ワケミサマ」
      再開発以前の⬛︎⬛︎市に伝わっていた怪異。
      概要としては「のっぺらぼうの様な顔のない存在」「様々な姿に化け、気に入った人間を“やま”へ連れて行く」というもの。
      →調査者のメモ:“やま”とは単純に“山”、あるいは“黄泉”の異形だろうか?

    周辺エリアの要警戒オーヴァード  主な確認済み人物一覧。
     “デッドストック”──FHセルリーダー。臨時の協力体勢を構築済み。
     “マスターフェイト”──FHマスターエージェント。各地を放浪している人物だが近隣にて目撃の報告あり。
     “陽命ナイトメア”──フリーランスの情報屋。現在は所在不明。

    長筬笹美:支部長侵蝕あげた?
    春風雄馬:b
    GM:上がってる雰囲気を感じている
    篠川 把握:ちゃんと名前あがってて草生える
    GM
    GM:────再びUGN支部、児童館奥・会議室
    GM:キミたちはデータベースの精査、図書館での調査、調査報告書の確認、あるいは地道な聞き込みなどを行った。
    GM:その結果それなりに各々の収穫があり、再びそれらを共有するために集まっている。
    長筬笹美:「ドッペルゲンガー現象はオーヴァードに限るみたいですねー」サンドウィッチ(ハムサンド)をドラゴンに食べさせながら
    長筬笹美:「現在報告されている範囲では非オーヴァードのドッペルゲンガー現象は確認されていません」
    長筬笹美:「あとは……『そっくりさんは世の中に三人いる』なんて言われるけど」
    長筬笹美:「ドッペルゲンガーさん(?)は一人しか出てこないみたいです」
    長筬笹美:「オリジナルとドッペルゲンガー、二人までしかいないみたいですね」
    篠川 把握:(非オーヴァードが対象だとすると、千葉のそっくりさんはそりゃ出現しないわけだ)
    幌空 標:「再現率はどの程度ですか?」
    篠川 把握:(普通に流れてるうわさで自分のそっくりが見えねえのも同じ理屈だな。そもそも非オーヴァードにまで手が及んでたらUGNも仕事するだろ)
    長筬笹美:「どうでしょうね? 交戦した、っていう記録もないのでシンドロームを持っているのかいないのか……」
    長筬笹美:「レネゲイドの絡む現象でしょうから、ワーディングは効かない気はしますねー」
    篠川 把握:「レネゲイドビーイングもコピーできんのか、ちょっと面白いな」
    篠川 把握:当然のように合いの手を入れる。
    長筬笹美:「UGN側のレネゲイドビーイングさんのドッペルゲンガー報告はないですね」
    長筬笹美:「FH側に心当たりが?」
    篠川 把握:「俺のドッペルゲンガーがいるだろ」
    上凪 茉莉:「えっ」
    篠川 把握:「ならレネゲイドビーイングもコピーできる」
    長筬笹美:「えぇっ、レネゲイドビーイングなんですか……!?」
    上凪 茉莉:「ぽくない……」
    篠川 把握:「外見情報だけ参照してんなら人間もレネゲイドビーイングも変わらねえだろうが」
    長筬笹美:「なんでしょう……アニマル?」
    篠川 把握:「まあ、色々あってな」
    篠川 把握:「サイバーだ」
    長筬笹美:「見えない~~~~」
    篠川 把握:「まあ、普通に元人間だし」
    上凪 茉莉:「そういうレネゲイドビーイングもいるか……」
    篠川 把握:「あと、アニマルは悪意あるだろ」
    篠川 把握:「転生体ってやつ、データベースで調べればサンプルはそっちにもいるだろ」
    長筬笹美:「なんか全然懐かない野良猫っぽかったから」
    篠川 把握:「野良猫かよ」
    幌空 標:「いるかいないかで言えば、いますねぇ」
    春風雄馬:「犬というには忠誠心の欠片もない。言い得て妙だな」/
    篠川 把握:「ああ、ついでに千葉のことも共有するぞ」
    篠川 把握:「そっちのデータベースでもはずれだし普通の人間だ」
    篠川 把握:「最後に俺のパチモンと一緒にいた以降は足取りを追えてねえ」
    幌空 標:「調べたの僕ですけどね」あんたにデータベース触らせるわけないでしょ
    篠川 把握:「そう、幌空君が優秀だからな」
    上凪 茉莉:「そうなんだ」 幌空の言葉に相槌を打ちつつ
    上凪 茉莉:「早く見つけなきゃね」
    長筬笹美:「さすが標ちゃん」
    篠川 把握:偉いぞ~と言いながら頭をワシワシしている。
    幌空 標:顔を顰めている
    篠川 把握:顔を顰めているのは無視している。
    上凪 茉莉:「ええと、じゃあ私かな」
    篠川 把握:「上凪と春風はなんかねえのか?」
    上凪 茉莉:「私!」 むっ、と手を上げる
    長筬笹美:「どーぞ、茉莉ちゃん!」
    上凪 茉莉:「ええと、調査にあたって気をつけなきゃいけないオーヴァードがいるかな」
    上凪 茉莉:「まず、”マスターフェイト”」
    上凪 茉莉:「マスターエージェントの目撃情報が、近隣である」
    上凪 茉莉:「これはまあ……皆知ってるかな」
    上凪 茉莉:「あと、情報屋”陽命ナイトメア”」
    上凪 茉莉:「所在不明とはあるけど、これもこの辺で目撃情報があるのかな……? 何か知ってることがあるかも」
    上凪 茉莉:「あとは”デッドストック”も警戒対象だけど」
    上凪 茉莉:「今は仲間」
    上凪 茉莉:「これくらいかな」
    長筬笹美:「マスターエージェントかぁ~~~……」嫌そうな顔
    篠川 把握:「マスターとかマジで相手したくねえんだけど」
    長筬笹美:「セルリーダーぶつけたら対消滅してくれないかな、ぷよぷよみたいに」
    篠川 把握:「マスターは変態かキチガイしかいねえから俺をぶつけても対消滅しないぞ」
    長筬笹美:「え、それなら対消滅するのでは???」
    篠川 把握:「はぁ!?」
    篠川 把握:「マスターフェイト……ヒーローごっこしてる奴だったかな」
    上凪 茉莉:「じゃあいい人……?」
    篠川 把握:「そもそもマスタークラスなんてイカれた執着でもねえと務まんねえよ」
    篠川 把握:「それはない」
    篠川 把握:「よくよく考えてみろよ」
    長筬笹美:「ドストくんみたいなやつかあ」
    篠川 把握:「正義の味方ごっこするんならUGNそっちでいいだろ」
    篠川 把握:「なのにわざわざFHにいるんだぞ」
    長筬笹美:「……音楽性の違いでマスターエージェントやっている、とか?」
    篠川 把握:「絶対まともな感性じゃねえ」
    篠川 把握:「音楽性の違い……普通に倫理観の違いでよくないかそれ」
    春風雄馬:「個人的なルールが合って、それに引っ掛かる相手を助けてるって話だろう。」
    長筬笹美:「きっとJPOPを憎むあまりにUGNを辞めた心悲しきヒーローなのでしょう、マスターフェイト」
    上凪 茉莉:「なるほど」 ぼんやりとした返事
    春風雄馬:「・・・そんな感じだろうな」
    幌空 標:「適当言ってませんか支部長???」
    長筬笹美:「支部長は何か見つけられたんですか、情報?」
    春風雄馬:「適当な奴が2人。純粋そうな奴が1人。後者の教育を考えれば適当にもなる」
    篠川 把握:「もうちょい真面目にやったほうが良くないか?」
    春風雄馬:「真面目にやってるさ。適当なヤツには分からない様に真面目にやってる」
    春風雄馬:「オレは伝承をピックアップしてきた」
    春風雄馬:「ワケミサマ」
      再開発以前の⬛︎⬛︎市に伝わっていた怪異。
      概要としては「のっぺらぼうの様な顔のない存在」「様々な姿に化け、気に入った人間を“やま”へ連れて行く」というもの。

    春風雄馬:「ほら、今回の事件にピッタリだろ?」/
    幌空 標:「流石はノイマンですねぇ」
    長筬笹美:「ふむふむ……」寝ているドラゴンの背中を撫でている
    上凪 茉莉:「じゃあ被害者は……山にいる?」
    春風雄馬:「かもな。」
    長筬笹美:「この街で山って言うと……西の方でしたっけ?」
    篠川 把握:「伝承系かよ」
    篠川 把握:「こういうモデルだと山に連れ去られたら詰みじゃねえか」
    長筬笹美:「控え目に見積もっても半々ですかねー」生存率
    春風雄馬:「さぁ?それは分かんないな。自分たちに都合のいい部分だけを取り入れているのかもしれない。」
    春風雄馬:「それに『山』と定義した領域に陣取ってるのかもしれない。そうすりゃ、レンジは無限でどこでも隠れられる」/
    上凪 茉莉:「とりあえず本物の山に様子見に行ってこようか? ひとっ走り……」
    篠川 把握:「自殺志願者か?」
    長筬笹美:「茉莉ちゃんなら走って帰ってこれるから名案かも!」
    春風雄馬:「行きたいのか陸上部?」/
    上凪 茉莉:「自殺志願者ではないけど……」
    上凪 茉莉:「生存が危ぶまれる状況なら早く助けたい」
    篠川 把握:「まだタネが割れてない状態で行くのはやめとけ」
    篠川 把握:「俺もそうしたいのはやまやまだが」
    篠川 把握:「お前が死ぬ理由に千葉ともだちを使われるのはムカつくからやめろ」
    上凪 茉莉:「とは言っても、割と調べられることは調べた感じが……」
    春風雄馬:「ドストを付けて良いから行っていいぞ。」/
    長筬笹美:「よし、では出発ですね!」
    篠川 把握:「お前さぁ……」
    篠川 把握:春川に苦情を入れてから。
    上凪 茉莉:「足遅くなるからヤ」
    篠川 把握:支部の窓から山を見る。
    GM:────その風景には。山ではなく地上の道だが、見知った顔があった。
    ???:「────」
    GM:探し求めている、少女の姿。
    GM:その表情は窺えないが、やはりそれは千葉そのものである
    篠川 把握:「ああクソ」
    篠川 把握:「千葉っぽいやつが見えた」
    篠川 把握:「俺は行くぞ」返事を待たずに部屋から駆け出していく。
    春風雄馬:「・・・これは僥倖。」
    春風雄馬:「手乗りドラゴン、陸上部。ドストくんについてやれ。」
    春風雄馬:「オレは少し調べ物だ」/
    長筬笹美:「監視任務ですね、いくよ! シルヴァーノス!」
    シルヴァーノス:アギャス!
    上凪 茉莉:「うん」
    シルヴァーノス:叩き起こされて長筬の肩に飛び乗る
    春風雄馬:「良かったなドストくん。両手に花だぞ。いやーウラヤマシイナー」
    春風雄馬:と言って『ささっと行け』と言わんばかりに手をひらひらさせた/
    GM
    GM:シーンエンド。ロイス取得と購入判定が可能です
    篠川 把握:強化ビジネススーツを買います
    長筬笹美:ロイス
    茉莉ちゃん 〇信頼/不安
    ドストくん 有意/〇警戒
    で取得

    篠川 把握:サイバー使ってよい?
    上凪 茉莉:ううっアームドスーツが欲しいけど行動値が下がる
    長筬笹美:購入ボデマ
    長筬笹美:判定直前▼《フォールンスプライト》
    長筬笹美:効果:判定ダイス+3個。1シーン1回。
    長筬笹美:4DX>=12 UGNボディアーマー
    DoubleCross : (4DX10>=12) → 8[1,1,1,8] → 8 → 失敗

    篠川 把握:サイバー使った者として判定する
    長筬笹美:失敗、終了です
    篠川 把握:5dx+12
    DoubleCross : (5DX10+12) → 8[2,3,4,5,8]+12 → 20

    篠川 把握:成功
    上凪 茉莉:ロイスはこう
    篠川 把握 ○優しい/不信
    千葉 好々 ○庇護/不安

    上凪 茉莉:購入は高性能治療キットを狙うか
    上凪 茉莉:1dx>=9
    DoubleCross : (1DX10>=9) → 3[3] → 3 → 失敗

    上凪 茉莉:えーん
    GM:かなしい
    篠川 把握:上凪 茉莉 有為/〇不安
    GM:じゃあ支部長も処理したら
    GM:ミドル2をやっていきます
    春風雄馬:今回はロイス取得などはなし
    春風雄馬:進めて大丈夫やで
    GM:購入も大丈夫ですか? ボデマとか
    春風雄馬:大丈夫
    GM:ハーイ

    ミドル2


    GM:シーンプレイヤー:侵蝕が低いのでとりあえずPC2 他PCも登場推奨
    GM:登場侵蝕をどうぞ
    上凪 茉莉:41+1D10
    DoubleCross : (41+1D10) → 41+10[10] → 51

    長筬笹美:長筬笹美の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(54 → 61)
    上凪 茉莉:ギャーッ
    GM:跳ね~
    篠川 把握:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 1

    春風雄馬:1d10+48
    DoubleCross : (1D10+48) → 8[8]+48 → 56

    篠川 把握:篠川 把握の侵蝕率を1増加(56 → 57)
    GM
    GM:キミたちは即座に千葉らしき少女を追いかけた。
    GM:しかし──
    ???:ゆらり、ゆらり。
    GM:走ってはいない、歩いてもいないはずなのになかなか追いつけない。距離が縮まり難い
    GM:そんな追いかけっこを続けているのも束の間、ぴたりと人影は止まる。
    千葉?:「……キミが、篠川くんか」振り返り、首を傾げる。声色は同じ、しかし語調は似ても似つかぬ
    篠川 把握:「千葉じゃねえな」
    千葉?:「それに守護者の方々……今は何というのだっけ」
    篠川 把握:敵意をあらわにしている。
    篠川 把握:「……UGNのことか?」
    千葉?:「そう呼ぶのか。そこの足が速そうな娘も、そのUGNだろう?」
    上凪 茉莉:「ん、うん」
    上凪 茉莉:「あなたは?」
    長筬笹美:「本人じゃあなさそーですね」
    篠川 把握:「ワケミサマだったか」
    千葉?:「無い。もはや私を表す名などな」くつくつ、と自嘲的な笑み
    千葉?:「事態を説明するのはいいが、あまり時間がないのでな」
    篠川 把握:「いや説明してくれよ」
    GM:感知能力あるいは勘に優れている者が見れば判るだろう
    GM:目の前の存在は、消えかけだ
    千葉?:「……早く見つけないと、あの子は堕ちるぞ」
    千葉?:「私が言うのもなんだがな……これは善意。これでも、君たちが好きだったんだ」
    篠川 把握:「お前が原因じゃねえのかよ……」
    篠川 把握:「いや、いい。ある程度は味方だと思っていいんだな?」
    千葉?:「……その通り、と言いたいところだが」ほろり、と砂上の楼閣のように存在感が薄くなる
    千葉?:「見ての通りだ」「後のことは“小僧”に任せる」
    上凪 茉莉:「……小僧?」
    篠川 把握:「そうかよ」
    篠川 把握:「そいつ、マスターとか名乗ってたりするか?」
    千葉?:「…………よく判ったな、小童」ふふ、と寂しげに微笑み
    千葉?:それを最後に、存在感が、消えた。
    篠川 把握:「意味深にタイムリミットがあるって言っただけじゃねえか!!」
    上凪 茉莉:「ううん、どうしよ。この後」
    長筬笹美:「オーヴァード以外にもドッペルゲンガー現象が起きることが確認できましたね」
    上凪 茉莉:「……そういえばそうか」
    長筬笹美:「今までないことが起きている……つまり事態はよりまずい方向に進んでいると推測できます!」
    春風雄馬:「実はオーヴァードです。って線もある。」
    春風雄馬:「という事で、ここは浮上したもう一人を呼び出してみるのがいいと思うので」
    春風雄馬:「ここに電話番号が・・・」(と言って胸元のメモ帳を探るのであった)/
    篠川 把握:「マスター直通とかもってたらドン引きだぞ」
    春風雄馬:「流石にそれはない。不用心すぎんだろ」
    春風雄馬:「情報屋の方だ」
    春風雄馬:「電話したら、案外近くに居て素顔が拝める・・・かもしれないな」
    春風雄馬:と言って電話するのであった。/
    “陽命”春日 恭水:『もしもし、春風じゃないっすか』電話口から聞こえるのは、キミと同年代の少女の声。面識もあっていい
    春風雄馬:この声・・・セリザワ?!・・・いや気のせいだな。
    “陽命”春日 恭水:『なんか用っすかー?』
    春風雄馬:「かくかくしかじかだ。お前の情報網が頼りだ、手を貸してくれ・・・いや、ください!」/
    “陽命”春日 恭水:『はーっ……仕方ないっすねぇ。高くつくっすよ』
    “陽命”春日 恭水:『そっちは……駅前か。理解を得たっす』
    “陽命”春日 恭水:《縮地》
    “陽命”春日 恭水:「よっと」
    GM:キミたちの目の前に、突如として派手な装いの少女が現れた。
    “陽命”春日 恭水:「おひさーっす」
    長筬笹美:「おひさーっす、春日ちん」
    GM:キミたちは各々面識があっていい。こいつは顔が広いので
    “陽命”春日 恭水:「さささーもいるんすね」
    篠川 把握:「お前かよ」
    “陽命”春日 恭水:「うわ、おシノまで」
    上凪 茉莉:「おお……」 皆顔見知りっぽいので黙っている。
    春風雄馬:この登場の仕方はまさしく・・・Hide & AttackいやTimeless Shooting Starッ!!
    春風雄馬:まぁそれはともかく
    篠川 把握:「まともに名前で呼んでくれて助かる」
    春風雄馬:「こいつも最近の事件に探りを入れてるという事でな。呼ばせてもらった。」
    春風雄馬:「陽命だ。」/
    “陽命”春日 恭水:「えっ……さっきまでお台場で遊んでたんすけど」
    上凪 茉莉:「普通に連絡取れるんだ」
    上凪 茉莉:「所在不明って聞いてたんだけど……」
    “陽命”春日 恭水:「なんかあったんすか?」所在不明なのはお台場に行っていたからである
    篠川 把握:「俺のパチモンがそこらを歩いてやがる」
    春風雄馬:「仲良くないヤツの電話は取らないとかそういうのだろうよ。ほら、こういうタイプは人見知りなんだ。仲良くしてやってくれカミナギ」とひそひそっと話す。/
    篠川 把握:「ついでに友達がさらわれてる」
    “陽命”春日 恭水:「あらら」
    “陽命”春日 恭水:「それでアタシを呼ぶってことは……なんか連絡先とか欲しいんすか?」
    “陽命”春日 恭水:「あんまり組織だった調査網とかは無いっすからね」
    長筬笹美:「居場所が分かると一番いいなーって」
    篠川 把握:「マスターフェイト」
    春風雄馬:「の2つだな」/
    篠川 把握:「お前なら何回か経由すれば呼べるだろ」
    篠川 把握:「報酬はこいつに請求な」春風を指さす。
    長筬笹美:「支部長が経費でどうにかしてくれるので大丈夫です!」
    上凪 茉莉:「経費ってすごい」
    “陽命”春日 恭水:「どうにかなるといいっすねぇ」しみじみ
    春風雄馬:「経費ってすごい!」/
    “陽命”春日 恭水:「さておき、マスターフェイトはあんま悪い噂聞かないっすけど」
    “陽命”春日 恭水:「それはそれとしてマスターエージェントなんでちゃんと前情報は仕入れとくべきっすよ」
    “陽命”春日 恭水:「というわけで前情報と一回限りの連絡コミコミ、お友達価格で10万ほど」
    春風雄馬:「ありがとう。まぁ、諸々は成功払いって事で。」
    春風雄馬:「つー事で俺と陽命は支部戻りだ。」
    春風雄馬:「残りは、イイ感じにふらついてこい。」
    長筬笹美:「テキト~~~まあいいですけど」
    春風雄馬:「いいか?映画館とかスポッチャには行くなよ。あと経費で落とさねぇからな」/
    上凪 茉莉:「行かない」
    “陽命”春日 恭水:「え、いや~……一応みんないるとこで連絡取った方がいいすよ」
    篠川 把握:「俺も戻る。流石にここで遊ぶ理由はねえ」
    篠川 把握:「あとマスタークラス舐めすぎだろ」
    “陽命”春日 恭水:「それに情報共有はしといたほうがいいっす」
    長筬笹美:「別にマスターは何人でもいるから……リエゾンロードはともかく……」
    篠川 把握:「普通に死なれると困るから全員で対応できる状況にはしてくれ」
    “陽命”春日 恭水:「連絡取って、時間あったら一度解散するくらいで……いいんじゃないっすかね」
    春風雄馬:おっとイイ感じに息抜きしてくれるかなーとか面倒は俺がやっておこうかなーって感じでフッたけどこれは、失敗だな?
    春風雄馬:「ア、ハイ。それでオネガイシマス」/
    長筬笹美:「じゃあ支部にいったん戻りますか」
    GM
    GM:────更に再び、UGN支部・児童館奥の会議室
    “陽命”春日 恭水:「マスターフェイトは最近有名になった若いFHエージェントの一人っす」
    “陽命”春日 恭水:「本名は在哉あるかな そら」ホワイトボードに丸い文字で書いてる
    長筬笹美:「……ユニークな名前ですね!」
    篠川 把握:「本名残ってるんだな」
    “陽命”春日 恭水:「残ってるというか……彼くらいになると隠す理由もそんなに無いっすからね」
    篠川 把握:本名というワードに眉を上げる。
    篠川 把握:「ああいや、俺が知ってるマスターの類型だとまともに名前が残ってない狂人とかだったからさ」
    春風雄馬:プロのテロリスト戦士ともなれば、情報攻撃は効かないというワケだな。/
    “陽命”春日 恭水:「あー」
    “陽命”春日 恭水:「そういうタイプの人ではないっすね」
    “陽命”春日 恭水:「ぶっちゃけ過去の履歴もよく判ってないんすけど」
    “陽命”春日 恭水:「今に関して言えば、色んなとこを放浪してて」
    “陽命”春日 恭水:「行くところ大体すべてでFHセルだのギルド支部だのヤクザだのが踏みつぶされてる感じっすね」
    “陽命”春日 恭水:「全部ってワケじゃぜんぜんないんで、おシノは見逃された、か……」
    春風雄馬:「繋がらないな。」
    篠川 把握:「見逃されたんじゃねえか、多分」
    春風雄馬:「一般人に手を出す様には聞こえない。それとどうこの事件が関わる?」
    春風雄馬:「一般人を生贄に大規模な儀式をやろうなんて考えるカルティストにも見えない」/
    “陽命”春日 恭水:「そこなんすよねー」
    “陽命”春日 恭水:「どうやら別のマスターエージェント……“マスタークオリア”の影響を受けてるみたいで」
    “陽命”春日 恭水:「その人も善性のある災害みたいな人なんで」
    長筬笹美:「へえ~」
    長筬笹美:「マスターエージェント、やっぱりたくさんいるなあ……」
    上凪 茉莉:「なんでそんなのが揃ってんの」
    篠川 把握:「たくさんいるって訳じゃねえんだけどな……」
    篠川 把握:「行動パターンとさっきのあれからするとどちらかというと利益が一致する側だと思いたいが……」
    春風雄馬:「テロリストの話は、この辺でいい。行方不明者の足取りは引っ掛かりでも掴めたのか?」/
    “陽命”春日 恭水:「いーや? そんなの一朝一夕には無理っすよ」
    長筬笹美:「そこをなんとかいい感じに!」
    長筬笹美:「無理?」
    “陽命”春日 恭水:「話聞いた感じ、やっぱフェイトとコンタクト取るほうが早いっすよ」
    “陽命”春日 恭水:「その役に立たない千葉ラシキヒトも名前を出してたんすよね」
    篠川 把握:「ああ、言ってた」
    春風雄馬:千葉好々・・・一般人との事だが、裏が、オレ達の知らない事実があるのか。
    春風雄馬:「どのみち、接触するしかないのか。」
    春風雄馬:「・・・出来れば、1ミリも関わりたくなかったが・・・」と嫌そうな顔をした。/
    GM:────マスターフェイトと接触する。
    GM:その方向性へ場の意志が傾いた時、携帯の呼び出し音が鳴る
    GM:それは篠川把握の、携帯である
    篠川 把握:「……はあ」
    篠川 把握:悪因悪果という奴だろうかと思いながらため息をつく。
    篠川 把握:そのまま携帯をとって。
    篠川 把握:「初めまして、マスターフェイト」
    “マスターフェイト”:「…………おや、そこまで知ってるんですね」
    篠川 把握:「このタイミングでお前以外からかかってきたらギャグだろ」
    “マスターフェイト”:「“デッドストック”……あなたにはお話がありまして」ぶつん。そんな、通話が切られたような錯覚
    “マスターフェイト”:否、それはキミの意識が現実から離れた感覚
    GM:────気づけば、そうしてキミは牢獄の中だった。
    “マスターフェイト”:「種明かしと行きましょう」
    篠川 把握:「助かるよ。あんまり頭回んねえからさ」
    “マスターフェイト”:口角を緩やかに上げる彼は、腹が立つほどに美しかった。
    GM
    GM:シーンエンド。ロイス取得と購入をどうぞ
    篠川 把握:購入許されるのね
    篠川 把握:何買うかな……
    長筬笹美:ロイス保留、購入ボデマ。フォールンスプライト適用
    GM:例外処理多くても面倒だし…
    長筬笹美:5DX>=12
    DoubleCross : (5DX10>=12) → 7[1,2,4,5,7] → 7 → 失敗

    長筬笹美:終了です
    上凪 茉莉:ロイスは保留
    篠川 把握:ブルーゲイルチャレンジ
    篠川 把握:サイバー使用
    篠川 把握:篠川 把握の侵蝕率を2増加(57 → 59)
    篠川 把握:5dx+12
    DoubleCross : (5DX10+12) → 10[1,3,6,7,10]+3[3]+12 → 25

    上凪 茉莉:購入も……別に良いかな
    篠川 把握:買えた
    GM:ひえええ
    篠川 把握:やっぱり社会系ビルドって強いな
    春風雄馬:長筬笹美 P可愛いと思ってる〇/ちょっと怖い
    篠川 把握:ロイス マスターフェイト 好奇心/〇警戒

    ミドル3


    篠川 把握:篠川 把握の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(59 → 68)
    GM:登場侵蝕を出る人はどうぞ
    GM:でかいよ~
    長筬笹美:長筬笹美の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(61 → 70)
    GM:でかいよ~
    春風雄馬:様子見
    上凪 茉莉:51+1D10
    DoubleCross : (51+1D10) → 51+3[3] → 54

    GM:じゃあ支部長は出るなら後で~
    春風雄馬:b
    GM
    “マスターフェイト”:「──さて、ここがどこか判りますか?」
    “マスターフェイト”:目の前の青年は問いかける
    篠川 把握:「牢獄か?」
    “マスターフェイト”:「それも正解ですね」
    篠川 把握:何かしらの拘束具があればそれを外そうとしながら返答する。
    GM:錠の類は無い。
    GM:鉄格子も、力を込めれば開く
    “マスターフェイト”:「僕の“部屋”がもう少し穏当であればよかったのですが」
    “マスターフェイト”:「ここは集合的無意識の狭間」
    “マスターフェイト”:「物理的な空間ではありません」
    “マスターフェイト”:「あなたの能力とは、親和性が深いでしょう」
    篠川 把握:「なるほどな」
    篠川 把握:「まあ、感覚共有の類だからそこらへんとのシステムとは相性がいいだろうな」
    篠川 把握:「ここ、俺入れて大丈夫なのか?」
    篠川 把握:「ほぼ死神だぞ」
    “マスターフェイト”:「そこは問題ありません」
    “マスターフェイト”:「僕もそれなりに“やる”のでね」
    “マスターフェイト”:「本題に入る前に、僕のスタンスを表明しておきましょうか」
    篠川 把握:「おう」
    “マスターフェイト”:「と言っても、お察しの通り単純……“正義の味方”あるいは“悪の敵”です」
    篠川 把握:「マスタークラスでマジでそれやる奴かよ」
    “マスターフェイト”:「マスターだからですよ」
    “マスターフェイト”:「FHは力と欲望が全てですからね」
    “マスターフェイト”:「僕のような人間には、UGNより向いています」
    篠川 把握:「羨ましいよ、心の底から」
    篠川 把握:「俺はそういう理由じゃねえからな」
    “マスターフェイト”:「ええ、僕が少数派であることは理解していますとも」
    “マスターフェイト”:「話を戻すと、僕はそういうスタンスでやっているので」
    “マスターフェイト”:「今回の案件も、少々手助けさせていただこうかと」
    篠川 把握:「見返りは?」
    篠川 把握:「お前なら片手間で俺を捻り殺せるだろ」
    “マスターフェイト”:「僕は今、少々別件を抱えていまして」
    “マスターフェイト”:「何かと言えばとある悪漢ピカロの置き土産に関してですが、大事なのは」
    “マスターフェイト”:「あなた方にしか恐らく対応できないだろう、ということです」
    篠川 把握:「んなことあるのか?」
    篠川 把握:疑って入るがマスターがそう言うならばそうだろう。
    篠川 把握:あるいは。
    篠川 把握:「お前との相性が致命的に悪いやつを押し付けるつもりだろ」
    “マスターフェイト”:「僕に相性という概念はほぼ存在しませんが……仮にそんなのがいたとして十中八九あなたでは勝てないでしょう」
    篠川 把握:「そりゃそう」
    “マスターフェイト”:「とりあえず信用してほしいものです」曖昧に笑って
    篠川 把握:「分かった、信用するよ」
    “マスターフェイト”:「僕も全てを把握しているわけではありませんが……知る限りの事件の顛末を語りましょう」
    “マスターフェイト”:「そちらの伝承ではワケミサマと呼ばれる存在が人を攫う、知っていますね?」
    篠川 把握:「そこまでは」
    篠川 把握:「あれ、マジで土着のやつか後追いで発生したのかはどっちだ?」
    “マスターフェイト”:「今存在する……いや“した”のは伝承当時からの存在ではありませんが」
    “マスターフェイト”:「それでも発生から100年以上は経っている個体でした」
    “マスターフェイト”:「実を言えば、あれとは面識がありまして」
    “マスターフェイト”:「僕が語っているのはそこからの推測ではあります」
    篠川 把握:「聞かせてくれよ。正直手詰まりだし」
    “マスターフェイト”:「あれは概ね、伝承通りの存在でした」
    “マスターフェイト”:「真実ほんとうの顔が無く、ゆめうつつを区別しない」
    “マスターフェイト”:「ただ、当時はジャームと堕ちていませんでした」
    “マスターフェイト”:「故に、伝承と異なり人を攫うこともなく──開発が進んでからは姿も現さなかった」
    “マスターフェイト”:「そんなわけで、わざわざ狩る理由など無かったのですが」
    篠川 把握:「今は違うって訳だな」
    “マスターフェイト”:「その通り」
    篠川 把握:「千葉が狙われたのはまぐれか?」
    “マスターフェイト”:「まぐれでしょう」
    “マスターフェイト”:「あれは幼子のような存在でした」
    “マスターフェイト”:「人を攫ったのも、遊び相手がほしかったのでしょう」
    “マスターフェイト”:「ただ、千葉さんを狙ったのは拙かった」そこで一度言葉を切る
    篠川 把握:「あいつは普通の人間だろ」
    篠川 把握:「何かあったりすんのかよ」
    “マスターフェイト”:「いえ、特に何も」
    “マスターフェイト”:「ただ──何の謂れもない少年少女が力に覚醒めざめるのが、今の世の中です」
    篠川 把握:「クソ」
    篠川 把握:聞こえるような声で舌打ちをして吐き捨てる。
    “マスターフェイト”:「結論から言えば、あの子は我々と同じオーヴァードとなった」
    “マスターフェイト”:「そして幸か不幸か、自分を攫ったバケモノを返り討ちにするほどに、強かったわけです」
    篠川 把握:「……ふざけてるわけじゃねえんだよな」
    篠川 把握:まあ、別にそういう事と縁がないかと言われれば。
    篠川 把握:腐るほどある。
    “マスターフェイト”:「あなたを妨害するなら、やり口はいくらでもあります」
    篠川 把握:それの積み重ねが自分自身だ。
    “マスターフェイト”:「ただ、問題はその後です」
    “マスターフェイト”:「あの子はどうやら、“やま”から出られていない」
    “マスターフェイト”:「目覚めたてのオーヴァードが一人でいれば、どういったリスクがあるかは想像できるでしょう」
    篠川 把握:「知ってるよ。それで困ってるメンバーも一人いる」
    篠川 把握不死者アンデッド
    篠川 把握:UGNからすれば既に終わっているジャーム化しているオーヴァード。
    “マスターフェイト”:「それは結構。当然、助けに行くのでしょう?」
    篠川 把握:「もちろん」
    “マスターフェイト”:「グッド」
    篠川 把握:「で、なんでUGN省いて呼んだんだよ」
    篠川 把握:「ここまでならUGNに聞かせても問題ねえだろ」
    “マスターフェイト”:「ここに呼べるほど能力が向いてるのは、あなただけでしたので」
    “マスターフェイト”:「それだけです」
    篠川 把握:「人の心とかねえのかよお前、さてはジャームだな?
    “マスターフェイト”:「僕が直接出向いたら流石に戦争じゃないですか」
    “マスターフェイト”:「ジャームではないです」にこにこ
    篠川 把握:「ほんとかぁ」
    篠川 把握:「俺はどうでもいいけど」
    篠川 把握:「あの支部ならそもそも戦いにならねえだろ」
    “マスターフェイト”:「話を戻すと、“山”あるいは“黄泉”……どちらも異界です」
    “マスターフェイト”:「レネゲイドで表現するならオルクスの領域ですね」
    “マスターフェイト”:「どうやら侵入に向いてる方々がいないようでしたので」
    “マスターフェイト”:「これを用意しました」
    “マスターフェイト”:ぱちん、指を鳴らすと
    GM:ぴこーん。あなたの携帯電話から、アプリがインストールされた時の音がする
    GM:見れば、瞳をモチーフにしたダサいアイコンが
    “マスターフェイト”:「西側の山まで行き、それを起動すれば侵入できるはずです」
    篠川 把握:「…………ペルソナ」
    篠川 把握:「結構俗なのな」
    “マスターフェイト”:「人間ですから」
    “マスターフェイト”:「おっと、もう時間もあまり無いですね……他に何か聞きたいことあれば」
    “マスターフェイト”:「今のうちでしょう」
    篠川 把握:「二つある」
    篠川 把握:「一つ目、なんでお前はこんなことしてんだよ」
    篠川 把握:「二つ目、千葉はまだ帰ってこれるんだよな?」
    “マスターフェイト”:「一つ目、深い訳があるわけではないのですが」
    “マスターフェイト”:「性に合うのと、憧れてる人の真似ですね」
    “マスターフェイト”:「二つ目、これは保証出来ません」
    “マスターフェイト”:「僕とて全知でも全能でもないですから。しかし────」
    “マスターフェイト”:「僕がどう答えようが、あなたは行くでしょう?」
    “マスターフェイト”:見透かすように問う。
    篠川 把握:「その通りだよ」
    “マスターフェイト”:「グッド」
    篠川 把握:「俺は、もうこれ以上取りこぼせないからな」
    “マスターフェイト”:「……では、幸運を祈ります」流麗なウィンク
    GM:その腹が立つ仕草と同時に
    GM:あなたの意識は現実へと引き戻される────

    春風雄馬:1d10+56
    DoubleCross : (1D10+56) → 5[5]+56 → 61

    春風雄馬:「ドスト、寝落ちしてたみたいだが・・・大丈夫か?」
    春風雄馬:と『篠川 把握』に声をかけた。/
    上凪 茉莉:篠川の周囲をうろうろしながら様子を伺っている
    春風雄馬:「急に寝落ちして、こうして陸上部も心配している。」/
    篠川 把握:「目は覚めたよ」
    幌空 標:「…………」inゼリーのパチモンを啜りながら様子を見ている
    “陽命”春日 恭水:「その様子じゃ、アタシからの連絡ルートは要らないみたいっすね」
    長筬笹美:「会議中に居眠りとは図太い神経してますねえ」机の上で大の字になって寝ているドラゴンを撫でながら
    篠川 把握:「マスターフェイトに精神的に拉致されてた」
    幌空 標:「えぇ……」
    長筬笹美:「おっと、居眠りじゃあありませんでしたか」
    篠川 把握:「精神世界を使って俺に情報を押し付けたかったらしい」
    幌空 標:「ベルベットルームに呼ばれた時みたいな感じの居眠りだったんですね」居眠りじゃねえ
    上凪 茉莉:「ベル……?」
    上凪 茉莉:「ともかく、何かわかったの?」
    篠川 把握:「マジでまんま過ぎて笑えたぞ」
    春風雄馬:(いいぞ!カミナギ!ちゃんと人に聞けて偉いぞ!)
    篠川 把握:「千葉は例の奴に拉致された後に覚醒して」
    長筬笹美:ふむふむ
    篠川 把握:「その後に例の奴をなんとかした。そこまでは良かったんだが」
    篠川 把握:「その後に山から出られなくなって詰みかけてる」
    長筬笹美:「ジャームになっちゃいそう……ってコトですか」
    “陽命”春日 恭水:「うぇ」顔を顰める
    上凪 茉莉:「じゃあ尚更急がないとね」
    篠川 把握:(そこは誤魔化しかったが流石に無理だよな)
    篠川 把握:「そうなる」
    幌空 標:「山ってのは物理的な地理ではないんですよね?」
    篠川 把握:「地理的な物じゃなくて精神世界の一種らしい」
    篠川 把握:「侵入する為にマスターフェイト謹製のアプリを渡されたんだが……」
    篠川 把握:苦笑をする。
    篠川 把握:スマホを懐から取り出してアプリのアイコンを全員に見せる。
    篠川 把握:「これ、どう思う?」
    長筬笹美:「ゲームで見たことあるやつですね」
    篠川 把握:目玉のアイコンはあるゲームをやった事がある人間なら非常に見覚えがあるだろう。
    篠川 把握:「ペルソナ5やったことあるんだな」
    長筬笹美:「友だちがやってるのを後ろで見てました! なんかそれに出てくるやつに似てますねー」
    “陽命”春日 恭水:「やっぱマスターって変な人なんすね」
    上凪 茉莉:「ふうん……」 ゲームに馴染みは無い
    篠川 把握:「版権意識とかへったくれも無いのは想像してなかった」
    篠川 把握:「上凪もゲームとかやってみりゃいいのに。チルドレンの給料ならそこそこいいパソコン買えるだろ」
    篠川 把握:雑談をして、少しだけ息を抜きたい気分だった。
    上凪 茉莉:「やってみようかな。5ってことは5作目……?」
    篠川 把握:「そうそう。で、今ならロイヤルの方な」
    篠川 把握:「完全版がそっちだから」
    上凪 茉莉:「今度やってみる」 頷く
    幌空 標:「……で、侵入のためのそのナビ」
    幌空 標:「起動方法は? ここでボタンを押せばもう入れるんですか?」
    篠川 把握:「西側の山に行って起動すればそれで行けるらしい」
    篠川 把握:「具体的な理屈は流石に分からん」
    長筬笹美:「ふむふむ……試しに一回ここで起動してみるのはどうです?」
    “陽命”春日 恭水:「いや、それはやめた方が……いいんじゃないっすか?」
    篠川 把握:「それで不発だったり変な挙動が起きたらどうしようもねえから使わねえぞ」
    上凪 茉莉:「それもそうか」
    長筬笹美:「じゃあ現地に行ってみるしかないですねー」
    幌空 標:「そうですね」「早速行きます?」春風に問う
    春風雄馬:「そうだな」
    春風雄馬:「ささっと行って、ワンデイクエスト(1日任務)と行こうぜ」/
    長筬笹美:「いや、流石に多少の準備は必要じゃないです、支部長?」
    長筬笹美:「パッといって片付くならともかく、次善策は必要でしょう」
    上凪 茉莉:「次善策?」 いまいちピンと来ていない
    春風雄馬:「全部終わった後の打ち合わせ。みたいなもんさ」
    篠川 把握:「ほ~ん」
    篠川 把握:目を細め、長筬を見る。
    篠川 把握:「思ったよりちゃんとしてるんだな」
    春風雄馬:「ま・・・集中続きで休息も必要ではあるのはたしかだな。おれも糖分とりたいし」
    長筬笹美:「小一時間は装備の調整とか、レネゲイド安定に欲しいですねー」
    春風雄馬:「んじゃ、それで。」
    春風雄馬:「おれは、なんかとってくるわ。時間も時間で児童館閉めねぇといけねぇし」
    春風雄馬:と言って会議室を飄々とした雰囲気で出ていく/
    幌空 標:「……では、少し休んで準備しましょうか」
    篠川 把握
    篠川 把握:春風が戻ってくるのを支部の備品から勝手に拝借したジュースを飲んで待っている。
    篠川 把握:「流石に児童館だから酒はねえよなぁ」
    篠川 把握:バリバリ未成年である。
    篠川 把握:元居たコミュニティの治安が悪いだろう。
    春風雄馬:「たりめぇだろうが。」
    春風雄馬:「そしてここは、お子様方の体調に配慮して全面禁煙だ。」
    春風雄馬:安物のコップとお茶請けを持って会議室へ入ってくる。一人の時間・・・とはいかなったみたいだな。/
    篠川 把握:「マジかよ」
    篠川 把握:紙煙草の箱を懐にしまう。
    篠川 把握:「いや、お前も未成年だもんな」
    篠川 把握:春風が持ってきた茶請けを勝手に取りながら目線を向ける。
    春風雄馬:冷えた視線を送りつつ、適当な椅子に座す
    春風雄馬:「ちょうどいい。『これからの話』をしよう。」
    春風雄馬:「オーヴァードになっていなければ、通例通り記憶処理をして、お前らに報酬を渡して終わりだ。」
    春風雄馬:「オーヴァードになった場合は・・・ま、少しの間は病院だな。」/
    篠川 把握:「本当に少しの間で済ませれんのか?」
    篠川 把握:「UGNなら絶対零度のベッドもあるだろ」
    篠川 把握:隠すつもりもない問いかけである。
    春風雄馬:「規定の数値。100以上なら、そうなるだろうな。」
    篠川 把握:「ああ、その場合どうするかはもう言っておくぞ」
    篠川 把握:「とりあえずお前を殺してからさっさと逃げる」
    篠川 把握:ちょっと小腹がすいたからコンビニに行く程度のニュアンスでそう宣言した。
    篠川 把握:チルドレンが意味を分からずに処分するとすぐに答えるというのとは明確に違う。
    篠川 把握:それが日常だからそうする程度のニュアンスだ。/
    春風雄馬:「(ため息)」
    春風雄馬:「おれも死にたくないからなー」
    春風雄馬:「ジャームだのって規約は、UGNとFHが取り決めした共通認識だしな。」
    篠川 把握:「そこは嘘だろ。ジャームはUGNの舌先三寸の基準でしかねえ」
    篠川 把握:「お前の主張が真なら不死者アンデッドなんて括りは無い筈だ」
    篠川 把握:「都合が悪い奴の診断の数字を弄って消す仕事とか俺に回ってきた事あるぜ?」
    春風雄馬:「そりゃドンマイ。」
    春風雄馬:「ま、オレとしてはこの町から出て行って一生近づかないなら、見逃してもいいんだがな。」/
    篠川 把握:「やる気のない支部長殿で助かるよ」
    篠川 把握:「まあ、町から出てくのは最悪アリだな」
    篠川 把握:「元々UGNには中指立ててるし」
    春風雄馬:「死にたくないだけだ。」
    篠川 把握:「やる気のある支部長だとめんどくせえからな……」
    篠川 把握:「辞めた時にそのせいで死にかけた」
    春風雄馬:「FHに家族や友達を殺されて、カウンセリング中の連中はここに沢山いる。逆もしかりだ。この支部に極小だがいる。内緒だぞ」
    春風雄馬:「さて」
    春風雄馬:「どの道、一般人の安全を考慮してお前からお友達は引き離す。」
    春風雄馬:「お前の素性を知った以上、これはいたって順当な判断だと考えてる。」/
    篠川 把握:「その通りだな。凍結処分でもされなきゃ文句はねえ」
    篠川 把握:「ああいや、UGNおまえらの事情で俺の友人関係に口出しされるのは気に食わねねえな」
    春風雄馬:「だろうな。だが、それはお前が悪い。・・・あぁ言い忘れた、期限は無制限だ。情報も工作する」/
    春風雄馬:適当なお菓子をつついた/
    篠川 把握:「やる気ねえ割には仕事するじゃねえか」
    篠川 把握:「今俺の手元が狂う可能性は考慮してなかったか?」
    篠川 把握:ヘラりと笑っているが、視線が冷えている。
    春風雄馬:「お前は賢い。衝動的にそれをしたとして、その後のリスクマネジメントが出来ないはずはない」
    春風雄馬:「だから言った。」
    春風雄馬:「この話には続きがある」
    春風雄馬:「お前が『ドスト』としてイリーガルとしてFHから手を引くのなら、お前とお友達の日常を支援してやる」
    春風雄馬:「悪行から手を引け。」/
    篠川 把握:「無理」
    篠川 把握:「俺の仲間は元Rラボの玩具と不死者アンデッドだ」
    篠川 把握:「千葉を人質に取れるつもりだったら残念だったな」
    篠川 把握:「千葉とセルなら俺はセルのメンバーを取る責任がある」
    篠川 把握:「ましてや、お前個人がお人好しだから」
    篠川 把握:「友人関係の制限以上の手が打てねえのも分かってる」
    篠川 把握:「俺は悪人ファルスハーツだぞ」
    春風雄馬:「好いた女一人、命かけて守ろうって心意気はない、か。」
    春風雄馬:「ま、お前ららしいよ。」
    篠川 把握:「あ?」
    篠川 把握:「友達一人人質に取らねえとまともに俺と話せねえ間抜けに何も言われたくねえよ」
    篠川 把握:「好きだった女ならもう死んでる」
    篠川 把握:「UGNからすりゃ片手間の仕事のせいでな」
    春風雄馬:「人質?いや、広域テロリスト集団FHから、一般人を守っているだけだ。FHがどういう所で、その名前を背負う事がどう不利か」
    春風雄馬:「その説明をしてるだけだ。」
    春風雄馬:「そしてオレは、暗部だのは知らん。同情はしてやる。だが、同情だけだ」
    春風雄馬:/
    篠川 把握:「分かった。どうせ助けるところまでは一緒に行く必要がある」
    篠川 把握:「同情も要らねえよ」
    篠川 把握:「せいぜい利用し合おうぜ」
    篠川 把握:自分が救助すべき民間人の生命線を握ってるという一点は事実だ。
    篠川 把握:そうである以上、千葉の状態がどうあれ助けるところまでは協力する必要がある。
    篠川 把握:「ま、お前が自分の命可愛さに民間人一人助けたくない腑抜けなら協力もクソもねえけどな」
    春風雄馬:「・・・お別れの言葉は考えておけよ。」
    春風雄馬:「・・・過去の因縁は、今の個人でどうにか出来ないか。無力だな。」
    春風雄馬:と呟いて、会議室を出ていった/
    篠川 把握:「しゃあなしだな」
    篠川 把握:春風が出ていったのを見て、呟いてからわざと煙草に火をつけた。

    長筬笹美:個別会話:上凪 茉莉・長筬笹美
    長筬笹美:「茉莉ちゃんは準備オーケーかな?」支部の廊下。自販機でコーヒーを押す
    上凪 茉莉:「ん。私はいつでも」 腕をぐっぐっと伸ばしながら言う。
    上凪 茉莉:「ところで、次善策って?」
    長筬笹美:「準備ばっちりだ」自販機から出てきたコーヒーは二本。
    長筬笹美:「把握くんがいる場では喋りにくいことだったからね」一本を上凪に渡す
    上凪 茉莉:「ありがとう」 受け取る
    長筬笹美:「次善策は……ジャーム凍結処置だよ」
    長筬笹美:「行方不明になってから3日。レネゲイドのコントロールを覚えていない覚醒したての子」
    長筬笹美:「戻ってこれるかどうかは……7:3くらいかなー」7が戻ってこれる方ね、と付け加えて
    上凪 茉莉:「……凄いね」 コーヒーに口をつけながら、驚いている。
    上凪 茉莉:「長筬、イリーガルって聞いてたけど」
    上凪 茉莉:「私よりもずいぶんしっかりしてる」
    長筬笹美:「一年先輩ですからね」えっへんと胸を張る
    長筬笹美:「イリーガルでもUGNだからね。ジャームとの和解はできない」
    長筬笹美:「私はその立場に立つことを選んだから、次善策と最後の手段は常に考えておく」
    上凪 茉莉:「うん、良いと思う」
    上凪 茉莉:「でも、無理はしないでね」
    上凪 茉莉:「そういうことを指示するのは、支部長の役目だし」
    長筬笹美:「支部長な~……」嘆息する
    長筬笹美:「私と一コしか違わないんだよ? 前線に出るタイプでもないし……」
    上凪 茉莉:「信頼できない?」
    長筬笹美:「そうだね。頭が良いけど、それだけ」
    長筬笹美:「責務を負えるほどの人格は持ってない」
    上凪 茉莉:「なるほど」
    上凪 茉莉:「もしそれで、いざという時に支部長の言葉に従わないんだったら」
    上凪 茉莉:「私はあなたを連れていかないよう進言しなくちゃいけないんだけど……」
    長筬笹美:「従わないとは言ってないよう」頬を膨らませて
    長筬笹美:「私が言いたいのは温い判断をされたら困る、ってこと」
    上凪 茉莉:「ちゃんと指示に従えるなら良い」
    長筬笹美:「戻ってこられるかは7:3と言ったけど、私もジャーム退治したいわけじゃないからね」
    長筬笹美:「7の方が出る方に賭けたいよ」
    上凪 茉莉:「私もそう思う」
    長筬笹美:「3の方が出たときは間違いなく把握くんと敵対するからな~、戦りたくない」
    上凪 茉莉:「そうだね」
    上凪 茉莉:「そうなった時は支部長守る方が大事だから、長筬には目を向けられないかも」
    長筬笹美:「それで良いよ。私にはこの子がいるから」
    長筬笹美:足元でドラゴンが鳴き声を上げている
    上凪 茉莉:「……その子、戦う時は大きくなったりするの?」
    長筬笹美:「そうだよ? すごく大きくなれる」
    長筬笹美:両手をわーっと広げる
    上凪 茉莉:「戦いにならないのが一番いいけど、それはちょっと見たいかも」
    上凪 茉莉:しゃがみ込んでドラゴンを撫でようとする。
    シルヴァーノス:アギャス!
    シルヴァーノス:大人しく撫でられている
    上凪 茉莉:「……」 無言で撫で続けている!
    シルヴァーノス:ururur……
    シルヴァーノス:喉を鳴らして気持ちよさそうにしている!
    長筬笹美:「おお……シルヴァーノスも同意しているみたいです」
    上凪 茉莉:「ん。シルヴァーノスも、よろしくね」
    シルヴァーノス:アギャス!
    シルヴァーノス:元気よく返事をした

    GM:個別会話:篠川把握・長筬笹美
    長筬笹美:「あーっっ! 煙草吸ってたな!! 禁煙なのに!」会議室に戻って開口一番、部屋の臭いに気付く
    篠川 把握:「携帯灰皿は持ってる」
    篠川 把握:悪びれもせずに答えて長筬を見やる。
    篠川 把握:「で、何の用だ?」
    篠川 把握:そのまま二本目を取り出して火をつけようとする。
    長筬笹美:「準備が終わったから会議室戻ってきただけですけど?」部屋の窓を開けて換気を始める
    シルヴァーノス:アギャス!
    シルヴァーノス:二本目を尻尾で叩き落した
    篠川 把握:「あ~もったいねえ」
    篠川 把握:地面に落ちる前に拾って紙箱に戻す。
    長筬笹美:「吸いたいなら外で吸って下さ~い」
    篠川 把握:「じゃあ控えておくか」
    長筬笹美:「ドストくんは準備オーケーなんです?」
    篠川 把握:「まあ、準備らしい準備はねえしなぁ」
    長筬笹美:「手ぶらかあ」
    長筬笹美:「……それで戦えるんです? マスターエージェントに精神ハックされてるし」
    篠川 把握:「武器がいるわけじゃねえからな」
    篠川 把握:「簡易版でよければ実践しても良いが」
    篠川 把握:「アホみたいに痛いぞ」
    長筬笹美:「え~ヤダ」
    篠川 把握:「じゃあ説明くらいにしておくか」
    篠川 把握:「どうせデータベースで割れてるだろうし」
    篠川 把握:「俺の能力は端的に言えば死因の共有だ」
    篠川 把握:「俺の記憶の中から死因を引っ張り出して相手にその感覚を強制的に理解させる」
    篠川 把握:「記憶から引っ張り出すから武器とかは特にいらねえって訳」
    篠川 把握:手をひらひらとかざしている。
    長筬笹美:「あ~、ソラリス系統ね。なるほど」
    篠川 把握:「比較的痛くねえ死因は窒息死だな」
    篠川 把握:「意識が割と早い段階で飛んでくれる」
    長筬笹美:「酸欠でブラックアウトするからね~」
    篠川 把握:「そうそうってなんで理解してんだよ」
    長筬笹美:「えーと……本で読んだから、とか?」
    長筬笹美:実体験であっても、さして変わらない
    長筬笹美気絶とんでいる自分をシルヴァーノスが運んでくれて助かった
    長筬笹美:「なんかで読んだよ、うん」よくある話だ、珍しいことじゃない
    篠川 把握:「そうか~。まあ、オーヴァードなら実体験があってもおかしくねえけど」
    長筬笹美:「ははははまさか~~」
    篠川 把握:「え、首絞められたりとかは普通にあるだろ?」
    篠川 把握:元セルリーダーにやられた。
    篠川 把握:リザレクトするまではかなり異常事態であるのかもしれない。
    長筬笹美:「絞めるような相手は今のところ会っていないかな~」斬ってくる相手はあるけど
    篠川 把握:「そういえばさ、その、ドラゴン?でいいのか?」
    篠川 把握:「はなんなんだ?」
    長筬笹美:「シルヴァーノスがどうかした?」
    シルヴァーノス:アギャス!
    シルヴァーノス:篠川を見上げて一声上げる
    長筬笹美:「シルヴァーノスについては見ての通りだけど……」
    篠川 把握:「野生って訳じゃないだろ……」
    篠川 把握:「いや、可愛げはあるけどさ」撫でようとしている。
    シルヴァーノス:アギャース!
    シルヴァーノス:威嚇している!
    長筬笹美:「シルヴァーノス、男の子に触られるのはあんま好きじゃないってさ」
    長筬笹美:「野生かどうか……どうなんだろ? FH時代の資料は焼失しちゃったから分からないや」
    篠川 把握:「FH?ああ、脱走したのな」
    篠川 把握:なんとなく察してそう問いかける。
    篠川 把握:「ていうか、人間の雌雄に興味あんのかよ」
    長筬笹美:「シルヴァーノスがFHから逃げてたから、そこを助けて……で、なんやかんやあって今に至ってる」
    長筬笹美:「どうなんだろうね? タバコ臭いのが駄目なのかも」わしわしとドラゴンの頭を撫でている
    篠川 把握:「そうか~」
    篠川 把握:「いやまあ、普通に生きれるんならゴミみたいな場所だろうしな……」
    篠川 把握:「FH」
    長筬笹美:「それでも辞めようとは思わないんだね」
    長筬笹美:「いやまあFHも十人十色なのは知ってるよ? こうして喋れる分、ドストくんはだいぶマシな方だ」
    篠川 把握:「俺含めてUGNに席の無い奴しかいないからな」
    篠川 把握:「昏睡してる元実験体に不死者アンデッドどっちもUGNにはいられねえよ」
    長筬笹美:「無理そ~~~」
    篠川 把握:「俺だって剣呑な辞め方してる訳だし」
    篠川 把握:「FHの方がマシだっただけだよ」
    長筬笹美:「支部長の勧誘も失敗してるなー、これは」
    長筬笹美:「まあ先の話はひとまず置いておけばいいや」
    篠川 把握:「お前の方が慣れてるよな~」
    篠川 把握:「後片付け」この文脈なら、片づけるのは人間だ。
    長筬笹美:「部屋は散らかっているタイプなんだ、私」
    長筬笹美:「片付けはあんまり得意じゃないな~」必要ならするけど
    篠川 把握:「嘘つけ、ぜってー慣れてるだろ。支部長があれだぞ」
    長筬笹美:「や、私はこっちに転校して日が浅いし……」
    長筬笹美:前の支部では両手を超えたあたりから数えるのは止めた
    長筬笹美:こちらで”後片付け”をしたことは、まだない
    長筬笹美:「ま、私の部屋が散らかっているのはいいでしょ」
    長筬笹美:「未来でドストくんと敵対するかもしれないし、協同するかもしれない。それも置いておきましょ」
    篠川 把握:「そこも置くのか」
    長筬笹美:「大事なのは『今』協力することだからね」
    篠川 把握:意外といった顔をする。
    篠川 把握:「元々そのつもりだよ」
    長筬笹美:「そこの認識がズレてないならヨシ!」
    篠川 把握:「まあ、お前たちが正義の味方なのは分かってるしな~」
    篠川 把握:「そこに関してだけは信頼してるよ」
    篠川 把握:心の底からどうでもよさそうな顔をしてからそう嘯いた。
    長筬笹美:「セルリーダーが言うと皮肉っぽい~~~」
    長筬笹美:「そうなれるように、頑張りますよ。ええ」

    GM:個別会話:上凪茉莉・春風雄馬
    上凪 茉莉:「ん……」 長筬と別れ歩いているところで、会議室から出てきた支部長を見つける。
    上凪 茉莉:「支部長、なんか元気ない?」
    春風雄馬:「・・・ん?カミナギか」
    春風雄馬:「元気・・・はたしかにないな。今日は美人を直視してないからな」
    春風雄馬:としょーもない事を言って、壁に寄り掛かった。/
    上凪 茉莉:「……コーヒー飲む?」 飲みかけのコーヒーを差し出す。
    春風雄馬:「いや、いらない。気遣ってくれてありがとうな」
    春風雄馬:「・・・あーなんというか」
    春風雄馬:「戦う仕事をやらせてすまない、カミナギ。この支部ではそういう事から遠くしたかったんだがな。どうやら現実は厳しいみたいだ」/
    上凪 茉莉:「……?」
    上凪 茉莉:「別に気にしない」
    上凪 茉莉:「……確かに、支部長は少し甘いかも」 と呟く。
    春風雄馬:自覚はある。
    春風雄馬:しかし、この甘さを捨てる訳にはいかない。UGNを辞めて、愛しい人との日常へ戻り、縁側で死ぬまで
    春風雄馬:「甘い?そーか?どこらへんが?」/
    上凪 茉莉:「私は、支部長の優しいところが好き」
    上凪 茉莉:「でも多分、他の人にはそれが隙に見えてる」
    上凪 茉莉:「もっと自分の優しさに自信を持って、きぜん・・・としてほしい」
    上凪 茉莉:少しむっとしたように言う。
    春風雄馬:「難しーんだわ、それがさ。」
    春風雄馬:ちょっとボケようと考えたが・・・カミナギにはボケが効かないので辞めた。
    春風雄馬:「きぜん・・・あれなー」
    春風雄馬:「常に出せねぇんだ。オレは、どちらかと言えば瞬間的でさ」
    春風雄馬:「好きな女の子か世界かとか言われないとどーにも出ないんだわ『きぜん』ってヤツ」/
    上凪 茉莉:「……極端」 しゅんとする
    上凪 茉莉:「……支部長は今、舐められてる」
    上凪 茉莉:「長筬は、『温い判断』をされたら困るって言ってた」
    上凪 茉莉:「ドストも、ひとまずは同じ目的の筈なのに、平行線で動いてる」
    上凪 茉莉:「私は……支部長に、自分に従えってしっかり言ってほしい」
    上凪 茉莉:「軸をつけてもらわないと、このままじゃ……」
    上凪 茉莉:壁に背を預ける。
    春風雄馬:実際に大人にも舐めらているのはたしかだ。この支部はチルドレン達が大人になった『後の話』の為の支部だ。『後の話』に興味が無い大人からは・・・それはもう舐められている。
    春風雄馬:「・・・ムズイんだ。」
    春風雄馬:「お前らUGNチルドレンの子供兵士が、裏側に行き過ぎたイリーガルの勘違い野郎共がおもちゃを欲しがる犬みたいな目で『命令』を待ってるのがさ」
    春風雄馬:「あーそういう話ではないか。」
    春風雄馬:「シャキッとしろつー話だよな。いやー悪い悪い」そう言って苦笑した。/
    上凪 茉莉:「……」
    上凪 茉莉:「そう言う話、だけど……」
    上凪 茉莉:「長筬は、次善策を考えていた」
    上凪 茉莉:「本来、イリーガルが考えるようなことじゃないのに、考えさせてしまうような……」
    上凪 茉莉:「……ごめんなさい。さっきも言った通り、私は支部長のそういう優しさに救われてる」
    春風雄馬:[]
    春風雄馬:「ドストのお友達を拉致した奴はどの道、しばく。ジャームなら冷凍施設に直行。これは通例通り。」
    春風雄馬:「手乗りドラゴン・・・いや、これは全員の共通認識だな」
    春風雄馬:「まぁ、しばいて後は流れ。ってこった」
    春風雄馬:「・・・」
    春風雄馬:「カミナギは・・・犯人を鎮圧してくれればいい。頼む。・・・これでいいか?」/
    上凪 茉莉:「……頼りない」 不満そうに言う。
    上凪 茉莉:「でも、頑張る」
    春風雄馬:「わかんねぇ・・・何が足りないの?やっぱ、もうちょいダンディーな感じで喋るとか?」/
    上凪 茉莉:「だからこう……」
    上凪 茉莉:「絶対助けるから俺の指示に従え、みたいな……」 ろくろ
    春風雄馬:「なるほどね。あーやっぱそう言うのなのね・・・」
    春風雄馬:「・・・今はここまでかもな。もし、カミナギが学校とか好きな人が出来たとか、一緒にテーマパークに行きたい人が出来たとか・・・どういう可愛い服を着たらいい?とかの事態が起きたら、見れせるかも・・・な」/
    上凪 茉莉:「ん……うん」
    上凪 茉莉:「うん……?」 釈然としない表情で頷く。
    春風雄馬:「あ・・・やべ」
    春風雄馬:「えーっと・・・」
    春風雄馬:いい感じの言葉が浮かなばい。オレの負けだ。カミナギ、お前は強い。
    春風雄馬:「よし!休憩終わりだな!ちょちょっとサクッと終わらせるか!な、カミナギ!」とはぐらかした。/

    GM:シーンエンド。ロイス取得と購入が可能です
    長筬笹美:支部長 〇不信/隔意 で取得
    長筬笹美:購入ボデマ
    春風雄馬:購入とロイス取得はなし
    長筬笹美:判定前フォールンスプライト適用。ダイス+3個
    長筬笹美:5DX>=12
    DoubleCross : (5DX10>=12) → 10[2,5,7,9,10]+10[10]+2[2] → 22 → 成功

    長筬笹美:成功。装備して装甲+8に。終了です
    上凪 茉莉:ロイスはこう
    長筬笹美 ○感服/脅威
    春風雄馬 ○信頼/隔意

    篠川 把握:ロイス枠はもう埋まってて
    上凪 茉莉:購入は……ないかな
    篠川 把握:なんか欲しいものある人
    上凪 茉莉:とくにない!
    長筬笹美:私もなし
    GM:若者の購入離れ
    篠川 把握:じゃあブルーゲイルもう一本かな
    篠川 把握:オリジンサイバーを宣言
    篠川 把握:5dx+11
    DoubleCross : (5DX10+11) → 10[3,7,8,8,10]+2[2]+11 → 23

    篠川 把握:無事購入
    上凪 茉莉:すご
    篠川 把握:篠川 把握の侵蝕率を2増加(68 → 70)
    GM
    GM

    クライマックス


    GM:全員登場! 登場侵蝕をどうぞ
    長筬笹美:長筬笹美の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(70 → 75)
    上凪 茉莉:54+1D10
    DoubleCross : (54+1D10) → 54+4[4] → 58

    篠川 把握:篠川 把握の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(70 → 71)
    春風雄馬:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 6

    GM
    GM:ここでNPCカードを開示します。

    ■幌空標「インスピレーション」:エネミー全てのEロイスをPCに開示する。代償として任意のPC(最低1人)の侵蝕率を20上昇させる

    GM
    GM:────周辺エリア西側・⬛⬛山
    GM:キミたちは目的の場所へと辿り着いた。確実を期すべく、山頂──と言ってもハイキングと呼べる高さだが──までだ
    GM:早速突入すると思われたが、そこには先客がいた。
    ミミナシ:「ワン」黒い犬と
    猫円 瀬理亜:「やーやー、UGNの皆さん」それを連れた女性である
    GM:見覚えのある者もいるだろう、彼女はそれなりに名が知れた探偵だ。……ただし、オーヴァードの世界で。
    猫円 瀬理亜:「やっぱり千葉チャン探しに来た感じ?」ベンチで優雅に足を組み、キミたちに問う。
    篠川 把握:「そうだけど、あんたは何が目的だよ」
    春風雄馬:(なぜ知っている・・・)/
    猫円 瀬理亜:「アタシの情報源については気にしないで? これでも名探偵だシーカー持ってるから」
    猫円 瀬理亜:「目的も、アンタらと同じかなー」
    猫円 瀬理亜:「親御さんに頼まれたんだ。これでも探偵だからさ」
    長筬笹美:「助っ人、ってことでいいんですかねー?」
    猫円 瀬理亜:「どーだろ」
    ミミナシ:「ワン!」
    猫円 瀬理亜:「それはさておき、こっち側関係ない子たちも結構来てねー」
    猫円 瀬理亜:「いやぁいい友達を持ってるみたいだ、千葉チャン」その言葉は、誰に向けられたものか
    篠川 把握:「そうだよな~。なんだかんだで良い奴だからな、あいつ」
    猫円 瀬理亜:「うんうん、“デッドストック”もそう思うか」
    篠川 把握:「ばれてんのかよ」
    篠川 把握:「まあいいや」
    猫円 瀬理亜:「割り切りがいいねェ」
    篠川 把握:「俺がFHだったとして」
    篠川 把握:「友達を助ける事にとやかく言われる理由はねえだろ」
    猫円 瀬理亜:「言ってないからねェ」にこにこ
    猫円 瀬理亜:「────ぶっちゃけ、迷ってない?」
    猫円 瀬理亜:「少なくとも、負い目には思ってるんじゃないかなって」
    猫円 瀬理亜:「自分みたいな人間が、あの子みたいな普通の人間に近づいてよかったのかー、みたいな」
    篠川 把握:「さあな」
    篠川 把握:すっとぼけたふりをして、目の前の探偵を睨む。
    篠川 把握:例えば、遊ぶときに出していた金が誰かの明日を踏みにじった成果物だったり。
    篠川 把握:そもそも自分自身がゾンビじみた存在だったりだとか。
    篠川 把握:そういう、まともに生きていていいかどうかすら悩むような理由なんてうんざりするほどある。
    篠川 把握それでも・・・・
    篠川 把握:「どんな理由でも俺が誰かと関わる事を諦めろなんて言われても」
    篠川 把握:「知ったこっちゃねえよ」
    猫円 瀬理亜:「グッド」
    篠川 把握:「俺は俺がそうしたいから友達を助ける。権利も資格も知った事か」
    篠川 把握:「至って模範的な悪党ファルスハーツの理由だろ」
    篠川 把握:悪党ぶれば、迷わないで済む。
    篠川 把握:正しさなんてUGNにでも考えさせればいい。
    篠川 把握:自分の欲望ねがいから目を逸らした果てはもう知っている。
    篠川 把握:「邪魔するんなら、文字通り死んでもらうつもりだが」
    篠川 把握:「どうする?」
    篠川 把握:悪党じみた言動を意図的にする。
    篠川 把握:そういう物が今の自分には必要だった。
    猫円 瀬理亜:「ふふふ、邪魔なんてしないさ」
    猫円 瀬理亜:「目的は一緒だと言ったろ? 今後のご活躍をお祈り申し上げてるよ」
    ミミナシ:「ワン!」
    春風雄馬:「案内をする訳じゃ・・・ないのか、アンタ」/
    猫円 瀬理亜:「アタシは全然戦えないし」
    猫円 瀬理亜:「もう“手”はあるんだろ?」
    春風雄馬:(わざわざ出向いて、茶々を入れにきたのか・・・随分だな。)
    春風雄馬:[]
    春風雄馬:「あーなんだっけ?アプリケーションだっけ?有ったよなドストくん」/
    上凪 茉莉:「早く行こう」
    長筬笹美:「なんか特に役に立たない探偵でしたね」
    春風雄馬:「おれもそう思うの」/
    篠川 把握:「わざわざマスターエージェントから押し付けられた道具があるよ」
    ミミナシ:「ワン!」こっちは何故か従順についてくる姿勢
    猫円 瀬理亜:「お、ミミナシは手伝う気みたいだね」
    猫円 瀬理亜:「じゃ、アタシは帰ってこなかったら第二陣を呼んでくるから」
    猫円 瀬理亜:待ってるらしい
    幌空 標:「では、行きましょう」
    幌空 標:「ドストさん」
    篠川 把握:「最後までそれ呼びかよ」
    篠川 把握:「しまんね~」
    篠川 把握:言ってから、アプリを起動する。
    篠川 把握:悪趣味な目玉のアイコンをタップするだけ。
    篠川 把握:それ以上の事は知らない。
    GM:────それだけで、一秒後のキミたちはイセカイに立っていた。
    GM:一見、風景が変わった様子はない。
    GM:だが、そこに猫円は不在
    GM:また、キミたちを除くすべて──看板や風景から何まで──が、左右反転している。
    幌空 標:「……鏡文字」
    幌空 標:「ワケミサマ伝承のコアイメージはどうやら“鏡”だったようですね」
    篠川 把握:「鏡に映る自分に取り殺されるとか入れ替わられるとかそういうやつか?」
    幌空 標:「どちらかと言えば、単純に“もう一人の自分”がいるイメージでしょう」
    幌空 標:「さておき、ここに千葉さんが……」
    ミミナシ:「ワン!」
    GM:ミミナシの鳴き声から数瞬、キミたちは知覚する。
    GM:ジャームの如き/ジャームそのものの、古く悍ましい、強大な気配を
    GM:その気配と同時に、世界が歪む。
    千葉 好々:《神出鬼没》
    千葉 好々:「……よ、久しぶり」
    篠川 把握:「久しぶり」
    篠川 把握:「元気そうでよかったよ」
    篠川 把握:いつも通り、そのつもりで千葉に言葉を返す。
    千葉 好々:「元気なのかな、これー」
    千葉 好々:「変なのっぺらぼうを必死で殴り殺したと思ったら」
    千葉 好々:「全然ここから出られないし」
    千葉 好々:「やたらお腹減っちゃってさ」
    千葉 好々:笑う。その表情に翳りはない。
    GM:……いや、無さすぎる。
    GM:そう、キミたちは各々の理由で判断できる
    GM:目覚めたてと言えど古いRBと戦い勝利したなら、少なからずオーヴァードとしての自覚はあるはずだ。
    GM:またこの空間の異常性にも、気づかないはずがなく
    GM:ならばどうして────目の前の少女は、ここまで平気な顔ができる?
    上凪 茉莉:「うーん……」 ちらりと篠川に視線を向ける。こんなに動じない人なの?
    篠川 把握:「好々、さっさと帰るぞ」
    篠川 把握:「どうしてそうなったのかとか、これからどうするかとかなんて」
    篠川 把握:「遊びながらでも話せる」
    篠川 把握:わざと、名前で呼んだ。
    篠川 把握:どういう意味かは自分でも分かっていない。
    篠川 把握:恋愛感情でない事だけが確かで。
    千葉 好々:「…………だ」
    千葉 好々:「ここは私のセカイ。私だけの」
    千葉 好々:「出れなくなって気づいたんだ」
    千葉 好々:「出れないんじゃない、出る必要が無いんだって」
    千葉 好々:「私と遊ぶなら、あんたがここにいてよ────篠川」
    千葉 好々:依然、その明るさに陰りはない。
    千葉 好々:至極当然のように、無理な言葉を紡ぐ
    篠川 把握:「やだ」
    篠川 把握:「お前がこんなとこに引きこもんのも」
    篠川 把握:「お前の為だけに俺の時間を使うのも俺には受け入れられない」
    篠川 把握:「だってさ」
    篠川 把握:「そんなの、俺もお前も救われないだろ」
    篠川 把握:閉じた世界の救われなさもその末路も自分は知っている。
    篠川 把握:「二人ぼっちの世界なんて一ヶ月も持たねえよ」
    千葉 好々:「救われない……?」何のことか全くわからない。そんな貌
    千葉 好々:「よく判らないな。よく判らないのは、きらいだよ」
    幌空 標:「…………篠川さん」
    篠川 把握:「なんだよ」
    篠川 把握:幌空の声に応える。
    幌空 標:「……どう思います?」小声で
    篠川 把握:「どうって」
    篠川 把握:「……友達を殴らないといけないのは気分悪いに決まってんだろ」
    幌空 標:「……たぶん、これ半分ファイトクラブです」今度は他の仲間たちにも聞こえるように
    幌空 標:「ご協力を」
    上凪 茉莉:「ん、やりたくなかったら私たちだけでやる」 トントンとジャンプしている。
    長筬笹美:「6:4、くらいかなあ~」
    篠川 把握:「やるに決まってんだろ」
    上凪 茉莉:「なら10:0」
    上凪 茉莉:「でしょ」
    長筬笹美:「そうするために、私たちUGNはいるし、手を尽くす」
    長筬笹美:それでも4の目は考慮しないといけないけど、というのは口にしなかった
    篠川 把握:「千葉」
    篠川 把握:「友達だったらさ、喧嘩くらいするよな」
    千葉 好々:「するんじゃない?」
    篠川 把握:「じゃあ今から喧嘩しようぜ」
    篠川 把握:「お前が我を通すんなら、俺も我を通す」
    篠川 把握:「つまんねえ理由だけどな」
    千葉 好々:「そう……そうかぁ」
    千葉 好々:「じゃ、喧嘩しよっか」
    春風雄馬:空間の主は、あの時死んだ。だから、この空間はアイツのモノじゃない
    春風雄馬:となれば、この空間は彼女が原因か?だとして・・・この違和感は
    春風雄馬:暴走オーヴァードか。
    春風雄馬:「やれやれ、血気盛んなこって・・・」と小さく嘆息した/
    GM
    GM
    GM:クライマックス戦闘を開始します。
    GM:エンゲージはこう
    PC

    10m

    千葉(6)

    GM:NPCカードを改めて提示!
    GM
    ■幌空標「インスピレーション」:オート。エネミー全てのEロイスをPCに開示する。代償として任意のPC(最低1人)の侵蝕率を20上昇させる
    ■ミミナシ「妖精の手・偽」:妖精の手と同じ効果。シナリオ2回

    GM:では衝動判定! 難易度9
    長筬笹美:4DX>=9 衝動判定
    DoubleCross : (4DX10>=9) → 10[2,5,9,10]+1[1] → 11 → 成功

    上凪 茉莉:2dx>=9
    DoubleCross : (2DX10>=9) → 10[7,10]+3[3] → 13 → 成功

    長筬笹美:2D10 衝動侵蝕
    DoubleCross : (2D10) → 19[9,10] → 19

    上凪 茉莉:ウェイ!
    長筬笹美:ころすぞ
    上凪 茉莉:58+2d10
    DoubleCross : (58+2D10) → 58+9[8,1] → 67

    GM:無意味・成功だ
    上凪 茉莉:?
    長筬笹美:長筬笹美の侵蝕率を19増加(75 → 94)
    GM:草
    篠川 把握:6dx+1
    DoubleCross : (6DX10+1) → 10[3,4,5,8,9,10]+9[9]+1 → 20

    篠川 把握:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 14[9,5] → 14

    春風雄馬:8dx+3
    DoubleCross : (8DX10+3) → 10[2,3,5,6,8,9,9,10]+7[7]+3 → 20

    春風雄馬:2d10+67
    DoubleCross : (2D10+67) → 10[6,4]+67 → 77

    篠川 把握:篠川 把握の侵蝕率を14増加(71 → 85)
    篠川 把握:グワーッ
    篠川 把握:イチタリナイ
    篠川 把握:いや足りてるな
    篠川 把握:ブルーゲイルがある
    GM:ではセットアップかな おそらく
    上凪 茉莉:あ、今ジェネシフトしていいすか
    GM:いいよ
    上凪 茉莉:やったー
    上凪 茉莉:2d振ります
    上凪 茉莉:67+2d10
    DoubleCross : (67+2D10) → 67+18[8,10] → 85

    GM:跳ね~
    上凪 茉莉:極端
    GM:ではセットアップ!
    GM:NPCカードも使うなら使っていいよ
    長筬笹美:セットアップなしです
    上凪 茉莉:セットアップ:スピードスター1+戦いの予感2 侵蝕+7 R中行動値+20。次に行う攻撃の攻撃力+37(17+20)。R中リアクション不可
    篠川 把握:インスピレーション、オートだったよね
    GM:はい
    篠川 把握:じゃあ手番直前で使いたい!!
    春風雄馬:セットアップナイヨー
    篠川 把握:リザレクト分でお得できる可能性があるから
    GM:OK~
    千葉 好々:千葉もないです
    篠川 把握:加速する刻がある前提でムーブ組むか
    上凪 茉莉:侵蝕85→92
    篠川 把握:ブルーゲイル服用
    篠川 把握:行動値+5と侵蝕率+5
    篠川 把握:篠川 把握の侵蝕率を5増加(85 → 90)
    篠川 把握:篠川 把握の行動値を9に変更(4 → 9)
    篠川 把握:終了
    GM
    GM:イニシアチブ37…上凪さんの手番ですが
    千葉 好々:Eロイス【さらなる絶望】でエネミー1体を自分のエンゲージに出します
    篠川 把握:ふむふむ
    ワケミ:どもども
    篠川 把握:さてはてめえ
    篠川 把握:パチモンだな!?
    ワケミ:そうです で、こっちが《スピードフォース》を使用
    篠川 把握:!?
    上凪 茉莉:なにっ
    ワケミ:行動権を消費するメインプロセスを開始します
    ワケミ:マイナー無し
    ワケミ:嘘ついた、オリジン:サイバーLV6起動
    篠川 把握:コピーされとる!!
    ワケミ:メジャー《狂乱の一声》Lv2+《風の渡し手》Lv2
    ワケミ:交渉攻撃。命中した場合ワケミ対象の憎悪を付与
    上凪 茉莉:にゃ~
    篠川 把握:おまえさては
    篠川 把握:肉壁だな!?
    ワケミ:妨害は無かった気がするので判定してくか~
    ワケミ:そうかも
    ワケミ:8dx+11+12
    DoubleCross : (8DX10+23) → 10[2,2,5,6,7,7,7,10]+10[10]+9[9]+23 → 52

    ワケミ:バケモンか?
    上凪 茉莉:なんだこいつ!
    篠川 把握:コイツ……
    上凪 茉莉:プリズムエッジでガード
    篠川 把握:マジで俺のデータほぼまんまだな
    GM:リアクションどーぞ
    長筬笹美:7DX+1>=52 回避
    DoubleCross : (7DX10+1>=52) → 8[1,3,5,5,6,7,8]+1 → 9 → 失敗

    上凪 茉莉:アッ違う、リアクション出来ないんだった
    春風雄馬:ククク・・・これはメジャーでカバーリングするか
    長筬笹美:スピードスターの弊害……
    篠川 把握:支部長にカバーしてほしい気持ちがある
    GM:やばっ対象を宣言してなかった!
    GM:1D4
    DoubleCross : (1D4) → 2

    GM:PC2以外が対象です
    上凪 茉莉:私以外!
    篠川 把握:助かる
    春風雄馬:なら・・・ええか!
    GM:とりあえずドッジかガードして
    篠川 把握:奇跡にかけるか~
    篠川 把握:3dx+1
    DoubleCross : (3DX10+1) → 9[3,8,9]+1 → 10

    篠川 把握:ムリに決まってんだろ
    春風雄馬:それでカバーリングして欲しい人はおるか?
    篠川 把握:欲しい!!
    長筬笹美:欲しい
    GM:まあ待ちなさい まずはダメージロールじゃ
    ワケミ:6D10+2
    DoubleCross : (6D10+2) → 20[2,1,2,5,8,2]+2 → 22

    GM:一声だけじゃこんなもん
    GM:装甲も有効
    篠川 把握:戦闘終了条件確認しとらんかった
    長筬笹美:エネミー全滅?
    GM:千葉の戦闘不能
    篠川 把握:了解
    GM:じゃあ命中した人は憎悪を受けてもらって
    GM:ダメージ反映してもらおう
    篠川 把握:あ~装甲値とか諸々の兼ね合いで
    篠川 把握:ここでダメージ貰うとロイス一個余計に割れそうだからかばって欲しいかも
    長筬笹美:ボデマで装甲8あるからカバーリングされなくても大丈夫そうだった
    GM:上でダメージ振ったでしょ!
    長筬笹美:c(22-8)
    DoubleCross : c(22-8) → 14

    長筬笹美:長筬笹美のHPを14減少(32 → 18)
    長筬笹美:憎悪:ワケミを受けました
    篠川 把握:赫き重刃とデトネイトモードのロスの関係でカバーが欲しい!!
    GM:それはそう
    春風雄馬:しょーがねーなー
    春風雄馬:メジャーアクションでドストくんをカバーリング
    篠川 把握:サンキュー!!
    春風雄馬:んで50ダメージくらい受けるのでリザレクト
    春風雄馬:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 8

    春風雄馬:処理おわり
    GM
    GM:イニシアチブ37 上凪さんの手番!
    上凪 茉莉:ウス
    GM:今度は割り込み無しです どうぞ
    GM:今のエンゲージ
    PC

    10m

    千葉(6) ワケミ(4)

    上凪 茉莉:行動の前にインスピレーションおねがいします!
    幌空 標:わかりました Eロイスぶっ開示カード使用
    GM:所持Eロイス一覧
    GM:千葉好々
    ファイトクラブ
    さらなる絶望
    拒絶の結界*5

    GM:ワケミ
    不死英雄:社会

    篠川 把握:ガンメタじゃねえか!!!!!
    篠川 把握:カバーリングしてもらってよかった!!
    ワケミ:なぜドッペルゲンガーと相対した者が死ぬか知っていますか?
    ワケミ:ガンメタ張ってるからです
    篠川 把握:絶対違うだろ!!!
    GM:では任意の人が侵蝕を上げてもらおう
    長筬笹美:私はパスです
    上凪 茉莉:上げる!
    上凪 茉莉:侵蝕92→112
    侵蝕100超えたので戦いの予感のレベルが上がり、行動値47に

    篠川 把握:もらう
    篠川 把握:篠川 把握の侵蝕率を20増加(90 → 110)
    GM:支部長もいいって言ってた気がするので
    GM:上凪さん判定どうぞ
    上凪 茉莉:マイナーで戦闘移動してエネミーにエンゲージ
    千葉 好々:うおお私も範囲でまとめて殴れるぞ!!
    上凪 茉莉:メジャー:光の手2+コンセントレイト:エンジェルハィロゥ3+電光石火2+マスヴィジョン5 侵蝕+11+2 11dx7-1 攻撃力+33(+47)、自身HP-1d10
    上凪 茉莉:11dx7-1
    DoubleCross : (11DX7-1) → 10[2,2,2,4,5,5,6,8,9,9,9]+10[3,6,6,10]+4[4]-1 → 23

    上凪 茉莉:うわしょっぱ
    ミミナシ:妖精いるかなワン
    上凪 茉莉:あっ対象はワケミです
    上凪 茉莉:貰ってもいいかな
    GM:ハーイ
    ミミナシ:どうぞワン
    ミミナシ:■ミミナシ「妖精の手・偽」:妖精の手と同じ効果。シナリオ2回
    上凪 茉莉:1dx7+29
    DoubleCross : (1DX7+29) → 3[3]+29 → 32

    GM:哀しい
    上凪 茉莉:しゅん
    ワケミ:しかしドッジするエフェクトがない!!
    ワケミ:というわけでガードしていこう 《スプリングシールド》
    GM:ダメージどうぞ
    上凪 茉莉:4D10+80
    DoubleCross : (4D10+80) → 23[4,10,6,3]+80 → 103

    ワケミ:103-10-6-1D10-3-1
    DoubleCross : (103-10-6-1D10-3-1) → 103-10-6-5[5]-3-1 → 78

    ワケミ:うおっ…舐めてたHPにしたせいで死ぬなこれ
    ワケミ:軽減札もあるが…HPペラペラすぎて無意味
    ワケミ:爆散!
    千葉 好々:いい奴だったよ
    篠川 把握:非道
    上凪 茉莉:24-1D10 HP
    侵蝕112→125
    DoubleCross : (24-1D10) → 24-2[2] → 22

    GM:上手い
    GM:イニシアチブ16の支部長を飛ばして
    GM:9の篠川くんどうぞ!
    篠川 把握:手番が来たぜ
    篠川 把握:マイナー・青:赫き重刃+シャインブレード+オリジン:サイバー
    篠川 把握:篠川 把握の侵蝕率を14増加(110 → 124)
    千葉 好々:でかい
    篠川 把握:カリギュラの攻撃力が50に変更されるぞい
    篠川 把握:で、HPを4点消費
    GM:こわいよ~
    篠川 把握:篠川 把握のHPを4減少(24 → 20)
    篠川 把握:メジャー
    篠川 把握:絶対の恐怖
    篠川 把握:対象は勿論千葉
    千葉 好々:来い!
    篠川 把握:灰:デトネイトモード
    篠川 把握:このタイミングであってるよね
    GM:ダメージロール直前だから命中後じゃないかな
    篠川 把握:攻撃の直前に使用するだから
    GM:嘘ついた、攻撃の直前だったわ
    篠川 把握:このタイミングじゃない?
    GM:今だ!
    篠川 把握:武器の攻撃力が二倍
    篠川 把握:つまり100点じゃ
    GM:妨害とかは無し 判定してこう
    篠川 把握:9dx+25
    DoubleCross : (9DX10+25) → 10[1,2,3,3,3,7,7,9,10]+5[5]+25 → 40

    篠川 把握:コンセ抜きならこんなもんじゃろ
    篠川 把握:リアクションあれば
    千葉 好々:ガード こっちも《スプリングシールド》
    篠川 把握:カリギュラはテキストによりエフェクトを使った交渉攻撃であれば
    篠川 把握:攻撃力が二倍化するので
    篠川 把握:なんと200点の攻撃力が得られる
    GM:そうですねェ(しみじみ)
    GM:来なさいっ
    篠川 把握:タヒチさんが始めた物語だからな
    篠川 把握:5d10+2+200
    DoubleCross : (5D10+2+200) → 38[8,8,8,10,4]+2+200 → 240

    上凪 茉莉:ヤバ
    篠川 把握:別ゲーやってたかもしれねえ
    千葉 好々:c(240-10)
    DoubleCross : c(240-10) → 230

    千葉 好々:《デモンズウェブ》Lv6
    千葉 好々:奇跡狙いしてくか
    千葉 好々:230-7D10
    DoubleCross : (230-7D10) → 230-31[4,2,6,2,7,7,3] → 199

    千葉 好々:HPは……200 装甲はなし
    千葉 好々:1残り! 死ぬところだった
    篠川 把握:1足りてねえ!!
    長筬笹美:草
    千葉 好々:蘇生復活みてえなHPになっちゃった
    上凪 茉莉:ガチ奇跡だった
    篠川 把握:で、バックファイアが5点の
    春風雄馬:よかったね・・・
    篠川 把握:侵蝕率が9点増加
    篠川 把握:篠川 把握の侵蝕率を9増加(124 → 133)
    篠川 把握:燃費終わってんな……
    GM
    GM:イニシアチブ6 千葉の手番!
    篠川 把握:篠川 把握のHPを5減少(20 → 15)
    千葉 好々:マイナー《骨の剣》Lv5+《死招きの爪》Lv5+《生命の黄金律》Lv5
    千葉 好々:攻撃力42の素手を作って【肉体】判定ダイス+6
    千葉 好々:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》Lv5+《シャドーテンタクルス》+《原初の赤:要の陣形》Lv3
    千葉 好々:1D4
    DoubleCross : (1D4) → 4

    千葉 好々:PC4以外を狙います
    長筬笹美:た、たすかった……
    上凪 茉莉:リアクションできなーい
    千葉 好々:で、攻撃前に《異世界の因子》
    春風雄馬:グエー
    篠川 把握:!?
    千葉 好々:本当は衝動が違うからパクれないと思うんだけど、GM権限で可能として《デトネイトモード》を借ります
    GM:私が正義です。
    上凪 茉莉:なんてやつ!
    千葉 好々:判定していこう
    千葉 好々:15dx7 おらーっ
    DoubleCross : (15DX7) → 10[1,2,2,4,6,7,7,8,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,3,4,6,8,8,8,9,10]+10[1,4,5,8,9]+5[4,5] → 35

    千葉 好々:普通
    GM:リアクションどうぞ
    篠川 把握:徹底的に俺の事を責めるつもりのデータで震えている
    上凪 茉莉:リアクション不可!
    篠川 把握:4dx+1
    DoubleCross : (4DX10+1) → 9[1,1,2,9]+1 → 10

    GM:ま、そうなるな
    GM:支部長もワンチャンドッジとかしてみよう
    GM:経験上40まではワンチャンあります
    春風雄馬:ガード
    GM:ガードだった
    千葉 好々:ダメージロールいくぞっ
    千葉 好々:4D10+42+42
    DoubleCross : (4D10+42+42) → 36[10,10,10,6]+42+42 → 120

    春風雄馬:お、いいね!
    篠川 把握:余裕で死ぬが
    上凪 茉莉:死ィ~
    篠川 把握:素手粉砕して大丈夫か?
    千葉 好々:エピックついてる
    長筬笹美:パクって壊すためだけについてるエピック
    篠川 把握:モーマンタイだった
    春風雄馬:リザレクト♡
    春風雄馬:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 5

    上凪 茉莉:一応立っておくか
    千葉 好々のロイスをタイタス化して昇華

    千葉 好々:そういえばバックファイアあったな これで死ぬ…ので
    篠川 把握:悪友にエフェクトパクられてぶん殴られるの
    篠川 把握:最高
    上凪 茉莉:HP11
    千葉 好々:《原初の虚:不死不滅》Lv2
    千葉 好々:HP20で復活
    篠川 把握:上凪ちゃんのロイス割って復活
    篠川 把握:HP11
    GM:処理終わり!
    GM
    GM:イニシアチブ4 長筬さんの手番です
    長筬笹美:マイナー▼《完全獣化》+《知性ある獣》《原初の青:クイックモーション》(侵蝕+6+2+3)
    長筬笹美:長筬笹美の侵蝕率を11増加(94 → 105)
    長筬笹美:メジャー▼《C:ウロボロス》+《原初の赤:ヘヴィギャロップ》+《一閃》(侵蝕+2+3+2)
    長筬笹美:効果:全力移動後に白兵運転攻撃。
    長筬笹美:千葉のいるエンゲージに突入、対象は千葉です
    長筬笹美:妨害はなかったですよね?
    GM:ない
    GM:どうぞ
    長筬笹美:判定直前▼《フォールンスプライト》
    長筬笹美:効果:判定ダイス+3個。1シーン1回。
    長筬笹美:(5+3+3+4)DX7+2 白兵
    DoubleCross : (15DX7+2) → 10[1,1,2,2,3,3,4,4,7,7,7,8,8,9,10]+10[2,2,3,5,5,8,8]+10[4,10]+4[4]+2 → 36

    千葉 好々:ガード 《スプリングシールド》
    長筬笹美:4D10+13+2D10 ダメージ
    DoubleCross : (4D10+13+2D10) → 23[5,7,3,8]+13+10[4,6] → 46

    長筬笹美:装甲ガード有効です
    千葉 好々:c(46-10)
    DoubleCross : c(46-10) → 36

    千葉 好々:36ダメ
    千葉 好々:普通に戦闘不能
    長筬笹美:長筬笹美の侵蝕率を7増加(105 → 112)
    千葉 好々:復活はもうない!
    GM:キミたちの…勝利だ!
    長筬笹美:ヤッター!
    春風雄馬:わーい
    篠川 把握:やった~
    上凪 茉莉:やったー!
    GM
    GM:〈BT〉
    GM:Eロイスは以下の8つ。ファイトクラブ さらなる絶望 拒絶の結界*5 不死英雄:社会
    GM:振りたい人は振ろう
    長筬笹美:Eロイスはパス、残ロイスは5、等倍
    長筬笹美:5D10
    DoubleCross : (5D10) → 31[4,9,9,2,7] → 31

    長筬笹美:長筬笹美の侵蝕率を-31増加(112 → 81)
    篠川 把握:Eロイスは勿論欲しい
    長筬笹美:最終侵蝕81点、帰還。5点!
    上凪 茉莉:Eロイス流石に多すぎだが……5個はな~
    上凪 茉莉:Eロイス分も振るか
    篠川 把握:あとロイス一個取れてなかったので
    篠川 把握:取ります
    上凪 茉莉:125-8D10
    DoubleCross : (125-8D10) → 125-48[10,10,1,10,2,9,1,5] → 77

    上凪 茉莉:77-5D10
    DoubleCross : (77-5D10) → 77-36[8,7,9,2,10] → 41

    上凪 茉莉:帰還!
    春風雄馬:Eロイスはフラナイヨー
    篠川 把握:長筬笹美 有為/脅威〇で取得
    篠川 把握:133-8d10
    DoubleCross : (133-8D10) → 133-45[5,3,4,5,8,7,10,3] → 88

    篠川 把握:88-6d10
    DoubleCross : (88-6D10) → 88-24[1,2,4,7,6,4] → 64

    春風雄馬:6d10
    DoubleCross : (6D10) → 29[3,1,8,9,3,5] → 29

    篠川 把握:Eロイスなかったらかなり危うかったかもしれん
    春風雄馬:あぶなww
    GM:危険!
    GM:さておき全員帰還! おかえりなさい
    GM
    GM
    GM:【演出】
    上凪 茉莉:とん、と軽く跳ね、懐から小刀を取り出す。
    上凪 茉莉:と、その次の瞬間、少女は皆の視界から外れ、遠くへと移動している。
    篠川 把握:わざとらしく首を搔くような動作をしながら。
    篠川 把握:袖に仕込ませていたインジェクターを首筋に突き刺し、薬液を摂取する。
    篠川 把握:意識が跳ね上がるような感覚。
    篠川 把握:できる準備をしないほど、篠川把握は楽観主義者ではなかった。
    千葉 好々:「ふぅん……やっぱそういうのも持ってたんだ」
    千葉 好々:「やっぱり、これ・・も紛い物なんだね」
    千葉 好々:何気なく手を中空に翳すと──世界が割れる。硝子のように
    ワケミ:そこから現れる、篠川把握と瓜二つの人影
    ワケミ:ただし、よくよく見れば──服などの左右が逆さま
    千葉 好々:「これは、ワケミサマの置き土産」
    篠川 把握:「趣味悪くないか?」
    篠川 把握:「目の前に俺がいるだろ」
    千葉 好々:「寂しくなって自分で作ったとかじゃないから」
    千葉 好々:「私の心を惹くために似せられた、ただの釣り餌」
    千葉 好々:「ま、確かに……あんたがいるんだからそりゃ要らないよね」
    千葉 好々:微かに笑って、それが動き出すのを見守る
    篠川 把握:「そもそも釣り餌が俺なのもどうかと思うんだが……」
    篠川 把握:敵意を持ちながら、自分の偽物を見据える。
    ワケミ:「────」虚ろな瞳で、キミたちを見る。
    ワケミ:呆然と、立つ。そこに意志らしきものはなく
    ワケミ:「────潰れろ」唐突に、言葉を紡ぐ。
    ワケミ:言葉は呪い。古くから言霊と呼ばれた通りに
    ワケミ:それはキミたちの意志に関わらず、見えない力でキミたちの肉体を上から圧迫していく
    篠川 把握:「ああ、クソ。能力も俺ベースかよ」
    篠川 把握:捌こうとするが、一手遅い。
    篠川 把握:不可視の力場から逃れるには動き出しが遅すぎた。
    春風雄馬:ドストの前に立ちふさがる
    春風雄馬:あー痛てぇ・・・こうしてまた、痛みの記憶が増えるのか。嫌なもんだ。
    春風雄馬:「悪いな、ここから先はお前らケンカじゃない。『オレ達のケンカ』だ」
    春風雄馬:とかっこを付ける。オーヴァードの戦闘は超高速戦闘。故に・・・一瞬がチャンスにも命取りにもなる。/
    シルヴァーノス:アギャス!
    シルヴァーノス:大きく吠えて長筬に向かっていた言霊をかき消す
    長筬笹美:「ドストくんの偽物は声が小さいですねっ! 何言ってるか全然聞こえなかったです」
    千葉 好々:「草」
    ワケミ:「────」追撃の気配はない。
    幌空 標:「(今が好機ですね)」
    幌空 標:後方で待機していたが、されど戦場。その鉄火場にて、敢えて瞳を閉じる
    幌空 標:幌空標の異能は、無数の並行世界において自身の同位体が知り得る情報の取得。
    幌空 標:その膨大な奔流に対して、検索をかける。
    幌空 標:そして数瞬。瞼をゆっくりと開く。「────見つけた」
    幌空 標:情報の伝達。遠方から機をうかがっている上凪に対し、インカムで一言
    幌空 標:「先にドスト2を」
    上凪 茉莉:次の瞬間、プリズムエッジの反射光のみが彼女の軌跡を示し────
    上凪 茉莉:ズ ガァァン!!
    上凪 茉莉:ワケミの肉体が吹き飛ぶ。
    上凪 茉莉:(……好々には衝撃波すら通ってない)
    上凪 茉莉:「ともかく、今!」 叫ぶ。
    ミミナシ:「ワン!」なんらかの功績を訴えているみたいだね
    篠川 把握:『記録閲覧開始リプレイスタート
    篠川 把握:自分の内側にだけ声が響く。
    篠川 把握:それは死を呼び起こす為のありきたりな呪文だ。
    篠川 把握:自己の意識を篠川把握という少年から一つの殺戮機構に落とし込むための。
    篠川 把握:自分にだけ意味が通じる言葉。
    篠川 把握:瞳から、血の涙が溢れる。
    篠川 把握:溢れたそれで眼球全てが赤く染まっていって。
    篠川 把握:目の前のすべてが赫になっていく。
    篠川 把握:「千葉」
    篠川 把握:「さっさと終わらせるぞ」
    篠川 把握:『終局再生デッドエンド
    篠川 把握:篠川把握の元来の能力は自身の経験を他者と同じ尺度で共有する。
    篠川 把握:その程度のありふれた能力だった。
    篠川 把握:けれども、いつしか彼の経験には傷にまつわるものが増えた。
    篠川 把握:それがオーヴァードにとっての日常だったからだ。
    篠川 把握:その結果として自分の傷を他者と共有する事ができるようになった。
    篠川 把握:それで、最初に殺したのが誰だったのかは思い出せないほどに。
    篠川 把握:奪い、奪われた果てに。
    篠川 把握:最後に守るべきだった誰かから受けた傷全てを相手に渡して。
    篠川 把握:そのまま死んだ・・・
    篠川 把握:死んだはずだった。
    篠川 把握:結局、仲間が自分の未来を犠牲にして与えてくれた命に宿っていた力は。
    篠川 把握:死そのものを他者に押し付ける悍ましいものに成り果てて。
    篠川 把握:『自己の身体並びに感覚器官全ての焼失バーンアウト
    篠川 把握:「全部、消し飛ばしてやる」
    篠川 把握:その瞳を千葉に向けるのと同時。
    篠川 把握:文字通り、すべてが焼け落ちていくような感覚が千葉に走る。
    篠川 把握:細胞の一つ一つが燃えていくような、そんな炎。
    千葉 好々:「────」声にならない。悲鳴にならない。
    千葉 好々:焼死とは、人間の死因において最も苦しいものの一つと言われている
    千葉 好々:声が出る前に、喉が焼かれる。見えない炎が炙るように、千葉の身体が崩れ落ちていく
    千葉 好々:────だが
    千葉 好々:全てが燃え尽きる寸前で、地獄の責めは止まる。
    千葉 好々:篠川把握が見誤ったのだろうか? それとも千葉好々の抵抗力が勝ったのだろうか?
    千葉 好々:その答えを考えるまでもなく──再び世界が割れる
    千葉 好々:ガラス細工のように、その亀裂は千葉を包み
    千葉 好々:そうして、人の形を蘇らせる
    千葉 好々:「……いや死ぬかと思ったわ」
    千葉 好々:「バケモンかよ」
    篠川 把握:「そうかもな」
    篠川 把握:「それでも、お前を助ける気なのはほんとだよ」
    千葉 好々:「助ける……?」不思議そうな顔
    篠川 把握:瞳からは血が垂れ流されたままでどんな表情をしているかは分からないまま。
    篠川 把握:精一杯に笑って見せようとする。
    千葉 好々:「ま、いいや。あんたも意外と友達いるんだね」
    篠川 把握:「いねえけど」
    篠川 把握:UGNの面子が友達だとはとても。
    千葉 好々:「え、この人たちは……?」上凪さんや春風さんや長筬さんを見ています
    篠川 把握:「利害の一致だよ、とくにこいつ」盾になってくれた春風を指さしながら。
    篠川 把握:「でもって悪の秘密結社」
    春風雄馬:(ドストの能力行使に呼応するかのように千葉 好々も身体崩壊させた。と言う事は・・・感覚の共有か。加減をしないのは流石というところか)
    春風雄馬:「たく・・・・意外なお友達だってのに扱い悪すぎんだろ」
    春風雄馬:「あー悪いね、彼女。お二人の世界を邪魔する気はないんだが・・・」
    春風雄馬:「超能力警察として、見過ごせないんだ。なので、少し大人しくしていただけると嬉しいんだが」/
    千葉 好々:「悪の秘密結社兼、超能力警察」
    千葉 好々:「大人しくするわけないでしょ」
    千葉 好々:言いながら、空間の亀裂を爪のように成型する
    千葉 好々:その視えない爪から、影が湧きだし──黒い斬撃と化す
    千葉 好々:一、二、三。
    千葉 好々:三度、キミたちを狙うものの……被弾しても見た目のような斬傷にはならない
    千葉 好々:それは千葉とキミたちを繋ぐ、呪詛の通り道。
    千葉 好々:「昔観た映画にあったなぁ」
    千葉 好々:「呪詛返しどうぞ、って」
    千葉 好々:「────焼けようか」
    千葉 好々:二度、言霊。
    千葉 好々:たったそれだけ。キミたちの精神へ、先ほど篠川把握が共有した感覚が侵蝕する。
    千葉 好々:つまり、炎である
    上凪 茉莉:「がうっ……!」 ごろごろと転がり、仲間たちの元に戻る。
    篠川 把握:「はは、よりにもよってこれかよ」全身が炭化しながら焼けていく苦痛。
    篠川 把握:血に染まった瞳で好々を見据えながら。
    篠川 把握:自分の死因を文字通り再現された苦痛をかみ殺して。
    篠川 把握:さも、平気なような顔をして立ち続ける。
    春風雄馬:「ちぃぃ!嫌な事をする」
    春風雄馬:また一つ『嫌な記憶』が増える。最悪だ
    春風雄馬:「ハァハァ・・・筋は良いが悪いな彼女。そういうネタは嫌になるくらいやられたんでね。」
    春風雄馬:「次は・・・こう、水着とか体操着でバレーボールやってるみたいな内容を共有させるンだな」
    春風雄馬:と強がりを言うのであった。実際強がりだ。次喰らえば、精神病でカウンセリング直行だ。/
    千葉 好々:「うわ、死んでない……」
    千葉 好々:そこで不意に頭を押さえ
    千葉 好々:ふらり、とよろめく。
    篠川 把握:「おいバカ!!」
    篠川 把握:「俺の真似事なんかしてまともな人間が耐えれるわけないだろ!!」
    篠川 把握:「さっさとやめろ!!」
    篠川 把握:少しだけ、血が引いてきた瞳で千葉を見ながら叫ぶ。
    篠川 把握:そもそも、まともな精神構造であれば死んで、そのあとに継ぎ接ぎになるまでの過程の記録に耐えられる訳が無い。
    篠川 把握:篠川把握が耐えられているのはそれを前提にして精神を再構成されたからに過ぎない。
    篠川 把握:「こんなの、お前が真似していいことじゃない」
    春風雄馬:「彼女は暴走してる今、感覚でレネゲイドを制御してる」
    春風雄馬:「そこに教材を与えたのはお前だろうがドスト」/
    千葉 好々:「…………」虚ろな眼で、キミたちを見据える
    幌空 標:「幸か不幸か、恐らく剥がれかけです」
    幌空 標:「詰めを」
    長筬笹美:「叩けば直る範囲っぽそうですね」
    春風雄馬:「だな、ての・・・シルヴァーノス、鎮圧だ。」/
    篠川 把握:「ああ、クソ。死んだ人間の感覚なんて真似できると思わないだろ!!」
    篠川 把握:「長筬、頼む」
    篠川 把握:「俺だと、あいつを殺しちまう」
    長筬笹美:「下手だなあ、レネゲイドコントロールがへたっぴさ、ドストくん」
    シルヴァーノス:アギャス!
    シルヴァーノス:鳴き声と共に竜の肉体が大きく変貌していく。
    シルヴァーノス:美しい銀の鱗を備えた長い首、どんなものでも切り裂けそうな鋭い爪、光を透かして虹色に光る飛膜。
    長筬笹美:「いくよっ、シルヴァーノス!」掛け声と共に竜の背に乗り、融け合う。
    長筬笹美:地を駆ける。二歩で宙に。
    長筬笹美:宙を翔ける。風を置き去りに。
    長筬笹美:「竜撃チャージ!」
    長筬笹美:一条の銀光となって千葉に突撃した。
    千葉 好々:まともに受けて、軽く吹き飛ぶ。
    千葉 好々:ずざざざ。少し地面を滑り
    GM:虚空を背にへたれ込む。
    GM:見れば
    ミミナシ:「ワン!」ついてきた犬が、透明となって受け止めている
    GM:──同時、世界が割れる。先刻と同じように、硝子細工のごとく
    GM:それは一つの世界の終わり。
    GM:鏡から生まれた夢の、黄昏だった。
    GM
    GM
  • エンディング1
  • GM:キミたちは任務を完遂した。
    GM:ドッペルゲンガー事件は収束し、行方不明者も無事に発見された。
    GM:協力者の“デッドストック”は立ち去り、オーヴァードとして覚醒してしまった千葉好々はUGNの息がかかった病院で経過観察。
    幌空 標:「──検査の結果、千葉さんの侵蝕率に異常はありませんでした」
    幌空 標:「脳への負荷も後に残るようなものではないと」
    GM:そんなわけで、キミたちは揃って彼女の病室を訪れた。
    GM:目的は彼女の今後について、話し合うためである
    長筬笹美:「ひとまず7の方を引けてひと安心ですねー」
    上凪 茉莉:「うん。安心」 両手ギプスのかなり不自由な状態
    春風雄馬:「ま、初期症状だったのが幸いしたんだろう。」
    春風雄馬:「暴走オーヴァー特有のレネゲイドコントロール出来ずに過剰な出力を打ち放題して息切れってな。」
    春風雄馬:「さて・・・自己紹介とかいる?」/
    千葉 好々:「いや? どんな人が来るかは聞いてる」
    千葉 好々:「上凪、春風、長筬、おまけで幌空」順番に視線を向ける
    幌空 標:「おまけ???」
    上凪 茉莉:「今後についての話し合いというと私の方がオマケな気がする」
    春風雄馬:「そんなことはない。」
    春風雄馬:「細かい話は、今はしない。」
    春風雄馬:「千葉、超能力警察の見習いと派遣社員、どっちが良い?」/
    長筬笹美:「あ、その二択なんですね」
    春風雄馬:「他の選択肢なんてあるかー?」/
    幌空 標:「フリーランス」
    長筬笹美:「ドストくん率いる悪の秘密結社の一員になるというルートが……」
    幌空 標:「ちょっと??」
    上凪 茉莉:「能力制御の講習だけして解放でも良いと思うけど」
    長筬笹美:「そこまで含めて選択肢、ですね」
    幌空 標:「僕もそう思います」
    長筬笹美:「あ、でも最低限の教習は受けてからね?」
    千葉 好々:「あーうん……まあすぐには決められないかな」
    千葉 好々:「いろいろ説明は聞いたんだけど」
    千葉 好々:「UGNも……正直実感がわかなくて」言外にFHも、と
    千葉 好々:「だから話、聞かせてくれない?」
    千葉 好々:「あんたたちが、どうして秩序を守ろうとするのか」
    GM:キミたちは各々、自分の考えを述べた。それは人生の回顧だったかもしれないし、単なる現状確認だったかもしれない
    GM:それを聞いて、千葉はまだ決めあぐねているようだったが
    GM:とても興味深そうに、そして楽しそうに過ごしていたのは事実だ。
    GM:そして病室を辞した後──キミたちは自然と、再び集まった。
    GM:────キミたちのUGN支部・児童館
    シルヴァーノス:アギャス!
    長筬笹美:「よしよし」サンドウィッチを食べさせている。病院では小さくなっていたのだ
    長筬笹美:今は机の上でのびのびとしている
    春風雄馬:「あの雰囲気だとイリーガルだな。そうなったらお前らまとめてアイツの先輩だから、色々よろしく。」
    春風雄馬:「あと、お仕事お疲れ。規定の日に報酬が振り込まれるから確認よろしく」
    上凪 茉莉:「ん」 頷く
    長筬笹美:「お疲れ様でーす。イリーガルかどうかは微妙ですねー」
    上凪 茉莉:「まあ決断を出すのはまだ先」
    上凪 茉莉:「決まってから考えればいい」
    上凪 茉莉:「……ドストと揉めなければいいけど」
    長筬笹美:「UGNとFHはいちおう敵対関係だからね。ドストくんはかなり例外」
    長筬笹美:「友だち付き合いに口出ししたくないからな~、ドストくんが拾ってくれると話が早いけど」
    上凪 茉莉:「向こうってこっちほど保護しっかりしてるのかな、仕事にも参加するようなら危険……」
    上凪 茉莉:「いや、今はその話はいいか」
    長筬笹美:「まあ教習終わってからですね、千葉ちゃんの行き先は」
    春風雄馬:「だな。これでオレの管轄から外れた。文字通り仕事は終わったワケ」
    幌空 標:「……」突っ伏して寝てる
    シルヴァーノス:アギャス!
    シルヴァーノス:帆空の頭に噛みつく
    幌空 標:「いたっ!」
    幌空 標:「え、酷くないですか……?」
    シルヴァーノス:アギャス!
    シルヴァーノス:寝ている方が悪いとばかりの吠え方だ
    上凪 茉莉:「疲れた?」
    幌空 標:「そりゃ、疲れましたよ」
    長筬笹美:「教習まわりは標ちゃん担当だっけ」
    幌空 標:「まー、ここら辺だとそうなりますかね」
    幌空 標:「はぁ、ドストさんと対面して大物感を出してた頃に戻りたい……」
    春風雄馬:「だいたいそういうメッキは早々に剝がれるもんだ」
    春風雄馬:「オレもインテリジェンス溢れているクレバー美少年っていうていで通しているが・・・そうではないと早々に見抜かれてしまったからな」
    春風雄馬:「生温い温室野郎らしいぞ」/
    長筬笹美:「クレバー?????」
    上凪 茉莉:「?」
    幌空 標:「そうですねぇ」生返事
    春風雄馬:「クレバーでしょ、メガネしてるし!」/
    長筬笹美:「それでクレバーアピールはちょっと……」
    幌空 標:「ドストもクレバーになっちゃいますよ」
    長筬笹美:「彼はクレバーっていうかクレイジーでしょ」
    上凪 茉莉:「ひどい言われよう」
    春風雄馬:「可哀想な過去を盾にして反抗期やってる奴がクレバーな訳ないでしょ。オレの方がクレバーレベル高いよ」
    春風雄馬:「んで」
    春風雄馬:「手乗りドラゴン。いや、長筬笹美、ノンデリの事を聞くが」
    春風雄馬:「人は殺した事はあるか?」/
    長筬笹美:「? それ、今重要です?」
    長筬笹美:「”人”はないですよ、幸いね」
    春風雄馬:「鋭い言葉ちょいちょい入ってたから、ま、そんな気がしていた」
    春風雄馬:「歴戦の勇士の瞳・・・的な」
    春風雄馬:「ここにいるチルドレンはだいたいそんな目をすっからさ。気がするなーって思ったワケ。」
    春風雄馬:「そういう奴からすれば、オレは甘ちゃんなのかなってね、思ったワケ」/
    長筬笹美:「そうですね、温いです」バッサリ
    幌空 標:「ばっさり」
    長筬笹美:「でも、そういう温い手が必要な時もあるし」
    長筬笹美:「温い手で済むことのできる、この支部は」
    長筬笹美:「良い支部だと思いますよ、私は」
    春風雄馬:「お褒めの言葉、至極恐悦~~」
    春風雄馬:「お前らが、『殺す』つー判断に躊躇して貰うために色々やってる甲斐が有ったってもんだぜ」
    長筬笹美:「結果的に次善策も必要なかったですからね、良い結末です」
    春風雄馬:「そういうこった」
    春風雄馬:「さて、しょーもないオレの話ここらへんにして、陸上部の話すっか!」/
    上凪 茉莉:「え、私?」
    幌空 標:シルヴァーノスと遊んでいます
    シルヴァーノス:ギャスギャース
    春風雄馬:「おとーさん気になっちゃうよー学校には慣れたか? 好きな男の子の1人や3人は、出来たかー?」とふざける/
    上凪 茉莉:「学校には慣れた。恋愛とかはよくわからない」
    幌空 標:ぶふっと噴き出す
    春風雄馬:「あ、ハイ。」
    上凪 茉莉:「?」 不思議そうな表情
    長筬笹美:「支部長がデリカシーゼロのセクハラ発言で訴えられるかどうか賭けない、標ちゃん?」
    幌空 標:「被害者がこれなので無理だと思います」
    長筬笹美:賭けにならないかぁー、と机に突っ伏す
    春風雄馬:「陸上部は入ってたっけ?支部の陸上部で、ガキ共と一緒に走ってるのは知ってるけど」
    春風雄馬:評判いいんだよね と付け加える。/
    上凪 茉莉:「学校では入ってないよ。オーヴァードだし」
    上凪 茉莉:「ていうか学校での生活については定期的に報告書上げてるはずだけど……」
    上凪 茉莉:分かってて聞いてる?という表情
    春風雄馬:「そうだったけ?忙しくてあんまり見てねーや。」
    春風雄馬:もちろん、噓
    春風雄馬:しっかりと覚えている。
    春風雄馬:ただこれは、本人に直接言わせる事で報告書以外の内容を聞き出そうとした手口だったのだが・・・
    春風雄馬:「友達できた?」/
    上凪 茉莉:「友達? まあ、多分……?」
    上凪 茉莉:基準がよくわからない。
    春風雄馬:「良かった良かった。走る事以外にも興味向けてくれて良かったー」
    春風雄馬:「長筬って陸上部と同じ学校だっけ?」/
    長筬笹美:「一応一緒ですね。クラスというか学年違いますけど」
    長筬笹美:UGNの言い訳が通りやすい学校は限られる。長筬と上凪が同じ学校なのは自然なことだろう
    春風雄馬:「んじゃ、これも地域の縁つーことで後輩として可愛がってやってくれ。」/
    長筬笹美:「支部にいる歴的には茉莉ちゃんの方が先輩ですけどね」と苦笑する
    春風雄馬:「いいんだよ。お前は人生・・・いや日常の先輩なんだ。」
    春風雄馬:「それにこんな美女の後輩が居れば、お前もクラスのヒエラルキーが上がるかもしれん。役得だな!」わざとらしくガハハと笑う。/
    上凪 茉莉:「????」
    上凪 茉莉:「まあ、そうかも……?」
    上凪 茉莉:「参考にする」 とりあえず頷いておく
    春風雄馬:「雑談し過ぎたしこれでお終いにする、前に最後に聞きたいんだが」
    春風雄馬:「カミナギ、学校・・・あーいや。今、楽しいか?」
    春風雄馬:とクレバー極まるアバウトな質問をするのであった/
    上凪 茉莉:「うん」
    上凪 茉莉:「私はこの支部に来られて良かったよ」
    上凪 茉莉:そうやって軽く微笑み
    上凪 茉莉:「だから、これからもよろしく」

    エンディング2


    GM:キミはいつもの喫茶店にいた。
    GM:向かいには、先日助け出した友人の少女が座って
    GM:勝手知ったる顔でココアを飲んでいる。
    千葉 好々:「……ふぅ」美味そうに一息。
    千葉 好々:「いやー、酷い目に遭ったなぁ」
    篠川 把握:「だな……」
    篠川 把握:相槌を打つ。酷い目に合わせた本人でもある。
    篠川 把握:「色々大丈夫だったか?」
    千葉 好々:「侵蝕率? ってのは問題なし」ぐっと親指を立てる
    千葉 好々:「UGN? の人たちも普通に……普通」テキトー
    篠川 把握:「その調子なら大丈夫そうだな」
    篠川 把握:「ダメだったら今頃棺んなかだろうけど」
    千葉 好々:「こわ~」
    篠川 把握:「後、俺の攻撃もかなりやばいやつだし」
    篠川 把握:「フラッシュバックとか」
    篠川 把握:死にまつわる記憶の強制的な再生。まともな人間であればそれだけで発狂しかねない攻撃だ。
    千葉 好々:「いやー……ああしてバトってたの、夢ん中みたいな感じだし」
    千葉 好々:「夢って自分が変な行動してても気づけないし」
    千葉 好々:「その中で焼け死にそうになっても現実まで尾を引かないっしょ」
    千葉 好々:「そういう感覚」
    千葉 好々:だから大丈夫ということらしい。
    篠川 把握:「そうか……なら、よかった」
    篠川 把握:そもそも自分が刃を向けた相手に死んでほしくないなんて状況は。
    篠川 把握:こうなってからはほぼなかった。
    篠川 把握:そういう感慨が自分の中に残っていたことに何とも言えない気持ちになりながら。とりあえずそう返した。
    千葉 好々:「あっそうだ」
    篠川 把握:「どうした?」
    千葉 好々:「これ渡せって言われてたんだよね、UGNの眼鏡に」
    篠川 把握:「眼鏡……ああ、支部長か」
    千葉 好々:何やら封筒を出して机に置く。
    千葉 好々:「爆弾だったらどうしよう」そんな感触ではない
    篠川 把握:「あの支部長の性格だとないだろ」
    篠川 把握:「小切手とかじゃないのか?」
    千葉 好々:「開けてみようぜ」
    篠川 把握:「だな」
    篠川 把握:「こっちで開ける」
    篠川 把握:とはいえ、何かしらのブービーがある可能性は考慮して。
    篠川 把握:自分で引き受けることにした。
    GM:中には、予想通り報酬の小切手と
    GM:某テーマパークのペアチケット(宿泊施設付き)が入っていた
    篠川 把握:「………………え~~~~」
    篠川 把握:めちゃくちゃ気の抜けた声を上げてからペアチケットを千葉に見せる。
    篠川 把握:「どうするよこれ」
    千葉 好々:「宿泊施設付きなのが用途に困る」
    千葉 好々:「あんたの親戚? の娘と行ってくれば?」
    篠川 把握:「親戚っつうかセルメンバーだな……」
    篠川 把握:「経緯がばれたらアホみてえにキレられそうだなこれ……」
    千葉 好々:「売っちゃえよ、もう」
    篠川 把握:「売るのか……」
    篠川 把握:「いや、まあ。すさまじく妥当な気もすんだけどさ」
    篠川 把握:「親戚のやつはあんまり人多い場所にはいたくねえというかいづらいしな……」
    篠川 把握:「お前と行くのもなしじゃねえけど」
    千葉 好々:「なし」
    篠川 把握:「なしか~~」
    千葉 好々:「なしかな~……」
    篠川 把握:「俺と行っても面白くない的なあれか?」下心はないらしい。
    千葉 好々:「流石に宿泊施設の選択肢あるままテーマパーク満喫できなくない?」
    千葉 好々:「完全に余計なオマケすぎる」
    篠川 把握:「…………そういやそうか」
    篠川 把握:その指摘でやっと気づく。
    篠川 把握:「宿泊施設、確かに気まずいな」
    千葉 好々:「なんで今気づいてんだよ」
    千葉 好々:「遅すぎだろ」
    篠川 把握:「お前が俺のことを異性としてカウントしてる可能性に気づいてなかった」
    篠川 把握:「女所帯でパシリし続けてたしな……」
    篠川 把握:女所帯が彼のセルであることはなんとなく察していい。
    千葉 好々:「異性としてカウント……はちょっと怪しいけど」
    千葉 好々:「別にカウントしてなくても普通に気まずくない???」
    篠川 把握:「まあ、確かにそうか」
    篠川 把握:「これは完全に俺が悪いやつだ」
    篠川 把握:「日帰りじゃない時点で普通に気まずいな」
    千葉 好々:「私、一応親いるしね……」
    千葉 好々:「それはそうとさぁ」
    千葉 好々:「篠川、これからどうすんの?」
    千葉 好々:「引っ越ししたりする?」
    篠川 把握:「あ~~」
    篠川 把握:聞かれてから、天井を見上げる。
    篠川 把握:「言えない・・・・
    篠川 把握:端的にそう答える。
    篠川 把握:「しばらくは顔合わせれねえかもだけど」
    篠川 把握:「それ以上は俺だけの話じゃなくなる」
    篠川 把握:ほぼ壊滅したとはいえ、自分には護るべきものがある。
    千葉 好々:「へー」頬杖をついて、物憂げに
    千葉 好々:「ま、いいんじゃない?」
    千葉 好々:「いろいろ背負うってのもねぇ」
    篠川 把握:「背負ってね……いや、背負ってるな」
    篠川 把握:「一応、聞いておくけど」
    篠川 把握:「FHこっちに来る気はねえよな」
    千葉 好々:「ないよ」
    千葉 好々:「親いるし……」
    篠川 把握:「よかったよ」
    篠川 把握:安心したように返す。
    千葉 好々:「あんたもなるべく天道様に顔向けできる仕事しなよ」
    千葉 好々:「UGN? に転べ、とか言わないからさ」
    千葉 好々:「あんたの腕なら少しくらい選べるんじゃないの、仕事」
    篠川 把握:「そうしたいんだけどなぁ……」
    篠川 把握:いつもの悪辣な言動をしている篠川とは違う顔でそう返す。
    篠川 把握:「仲間がさ……俺のせいで死んだり、生きてるだけになったりして」
    篠川 把握:「生きてるだけの状態を維持するのにも色々必要でさ」
    篠川 把握:生きてるだけ、昏睡状態。
    篠川 把握:オーヴァードでもそうなる。
    篠川 把握:そうなるようなイカサマのおかげで自分は生きている。
    千葉 好々:「……」
    篠川 把握:「……今する話じゃなかったかもしれねえな」
    千葉 好々:「何事も金、か」
    篠川 把握:「俺の責任だけどな」
    篠川 把握:わざとらしく明るく笑う。
    篠川 把握:その様子がどれだけ空々しいかは言うまでもない。
    千葉 好々:「……責任はどうでもいいけどね」
    千葉 好々:「そうするべき、とあんたが思ったなら止めないよ」
    千葉 好々:「一応、友達だし」
    篠川 把握:「友達かぁ……」
    千葉 好々:「どうした、厭なの?」
    篠川 把握:「……重いよなぁって」
    篠川 把握:めちゃくちゃ落ち込んでいるというか、後ろめたい気持ちになりつつある。
    篠川 把握:「FHがどういう奴かくらいは聞いてるだろ」
    千葉 好々:「重くはないだろ」
    千葉 好々:「私はそこまで正義やるつもりないだけ」
    千葉 好々:「それに恩もあるし?」
    篠川 把握:「恩」
    篠川 把握:意外そうに反芻する。
    千葉 好々:「助けてくれたじゃん」首を傾げて、不思議そうに
    千葉 好々:「忘れたの?」
    篠川 把握:「あ~~~」
    篠川 把握:失念していたという顔をしている。
    篠川 把握:「俺の我儘を押し通しただけだったしな……」
    篠川 把握:「千葉の為に助けたわけじゃないって言うかさ……」
    篠川 把握:「お前がお前じゃなかったら助けてないよ」
    千葉 好々:「じゃあ、一緒だ」
    千葉 好々:「私も、そうだと思う」
    千葉 好々:「篠川が篠川じゃなかったら、放っておかない」
    千葉 好々:「そういう基準が緩くなるのが、友達ってやつでしょ」
    篠川 把握:「そうか」
    篠川 把握:そっけなく返そうとしたが、うまくできなかったような気もする。
    篠川 把握:「……俺、友達の意味も分からなくなってたのか?」
    千葉 好々:「はは、思い出せたならまだ大丈夫でしょ」
    千葉 好々:「今はちゃんと人間。それで十分じゃない?」
    千葉 好々:いや篠川は厳密には違うんだっけ……とか一人でブツブツ呟いている
    篠川 把握:「そうだな」
    千葉 好々:「……んじゃ、今日は帰ろうかな」
    千葉 好々:「久しぶりに、家族で夕食を食べるんだ」
    篠川 把握:「そっか、それは大事だな」
    篠川 把握:引き止めたいような気持ちが何故か自分にあることに今更気づいた。
    千葉 好々:「────ふふ」
    千葉 好々:「そんな顔しなくても、また会おうよ」
    千葉 好々:「次は篠川とも夕食を食べよう」
    篠川 把握:「そうしようか、あとさ」
    篠川 把握:「お前が世界の敵になった時は俺が味方になるよ」
    千葉 好々:「かっこいい」
    千葉 好々:「いや、流石にそんな存在になったら普通に敵でいてほしいが……」
    篠川 把握:「俺も世界の敵ファルスハーツだぜ」けろりと答える。
    千葉 好々:「あんた含めて世界・・でしょ」
    千葉 好々:「ちょっとUGNと殺し合ってるくらいで世界の敵なら」
    千葉 好々:「UGNが世界そのものになっちゃうじゃん」
    千葉 好々:「まあ、確かにFHは秩序の敵かもしれないけど」
    千葉 好々:「秩序だけが世界じゃないと思うよ」
    篠川 把握:「俺の手が血塗れでもか?」ふと、どうしようもない気持ちが自分の心から噴き出した。
    篠川 把握:嫉妬、なのか。行き場の無い怒りなのか、なにかもわからないまま。
    千葉 好々:「知らない」
    千葉 好々:「私の知ってる篠川の手は、気障で性格が悪くて露悪的ですこーしだけ優しい奴の手だから」
    千葉 好々:「それだけで、私にとっては価値があるし」
    千葉 好々:「私は私だから、それ以外の見え方は知らないね」
    篠川 把握:「千葉は強いんだな」
    篠川 把握:オーヴァードの世界に巻き込まれてすぐの少女がそう言えるのなら間違いなく強い、というべきなのだと思う。
    篠川 把握:「じゃあさ、これからも友達でいてくれよ」
    千葉 好々:「そうさっきから言ってるじゃん」クスクス、と嗤う
    千葉 好々:「また会おう、夕飯行こうって」
    千葉 好々:「何? そんな不安だったのか篠川ー?」
    篠川 把握:「うっせ」不安になるに決まってるだろ、とは言えなかった。
    篠川 把握:自分が秩序側に席がないことは仕方がない。
    篠川 把握:秩序とやらに納得できなくて裏切った身の上だ。ただ、それの上で生きている人間と。
    千葉 好々:「じゃ、本当に行くからね」
    千葉 好々:「早めにまた会お」
    篠川 把握:「ああ、またな」
    篠川 把握:「すぐ会えるよう頑張るよ」
    篠川 把握:真実を見られたうえで同じ椅子に座れるかどうかが、今更。
    篠川 把握:恐ろしかったなんて、とても。
    篠川 把握:自分に言う権利がないことくらいは分かっていた。
    千葉 好々:ふらりと席を立ち、手を軽く振って去っていく。
    GM:その姿が見えなくなった後、キミの背後にあたる席から気配が
    幌空 標:「や、どうも」
    幌空 標:「感傷的な別れでしたねえ」
    篠川 把握:「なんだよ」
    篠川 把握:幌空の方を見ずに不貞腐れたような態度で答える。
    幌空 標:「用というほどの用はないのですが」
    幌空 標:「万が一千葉さんが篠川さんに付いていくようなら、対応の必要があったので」
    幌空 標:「一応様子を窺っていたわけです」
    篠川 把握:「なるほどな」
    篠川 把握:「あいつが来るとか言っても跳ね返すつもりだったけど」
    幌空 標:「本当に?」
    幌空 標:「もしそう言われていたら、歓喜の気持ちが無いとはきっと言えないでしょう?」
    篠川 把握:「なんで日常に席のあるやつをわざわざ蹴落とさないといけねえんだ?」
    篠川 把握:即答。
    篠川 把握:そこだけは譲れない一線らしい。
    篠川 把握:「俺達はお前らのルールだと席がねえからこうしてるんだよ」
    幌空 標:「なるほど、ごもっとも」
    幌空 標:よっこいしょ、と千葉が座っていた向かいに移動
    幌空 標:「そういえば、あなたに一つ持ち掛けたい取引があるんです」
    篠川 把握:「言えよ」
    篠川 把握:「支部長ほど甘ちゃんじゃないのは分かってる」
    篠川 把握:感情をスイッチで落としたかのように表情を変える。
    幌空 標:「単刀直入に言いましょうか」薄く微笑む
    幌空 標:「あなたの背負う方々を保護する代わりに、こちら側に付きませんか?」
    幌空 標:「実を言えば僕は厳密にはここの支部直属ではなく」
    幌空 標:「日本支部からの出向という立場でして」
    幌空 標:「少々、お偉方にも顔が効くわけです」
    幌空 標:「あなたの腕があれば、少々道理を曲げて便宜を諮る」
    幌空 標:「そういったことも可能なわけです」
    篠川 把握:「なるほどな。それで、何やらせるつもりだ?」
    篠川 把握:わざとらしく薄い微笑みを浮かべて。
    篠川 把握:「四課エスケープキラーの真似事か?」
    篠川 把握:「アールラボくそやろうども護衛おもちゃがかりか?」
    幌空 標:「別に、普通ですよ」
    幌空 標:「まず隗より始めよ、と言うでしょう」
    幌空 標:「粗雑な扱いなんてしたら同じような立場の方への説得も難しくなってしまいます」
    篠川 把握:「お前がそういう手口を使わねえのは分かるし、理解はしてるつもりだけどさ」
    篠川 把握:「俺はそもそも裏切ってるし、UGNの席が欲しいなんて思ってねえよ」
    幌空 標:「しかし、千葉さんに顔向けできるのは大きいのでは?」
    篠川 把握:「それはそれだよ」
    篠川 把握:「疚しい気持ちがないとは言わないし」
    篠川 把握:「顔向けできるように生きれるんならその方が良いとは思うけどさ」
    篠川 把握:「それでも」
    篠川 把握:「俺は、俺が殺した女の体の再利用で生きてて」
    篠川 把握:「UGNおまえたちの基準で生きられないやつらを守るためにFH悪党やるのだけは変えられねえよ」
    幌空 標:「なるほど」
    幌空 標:「では、この話は無かったことにしましょう」
    幌空 標:「僕としては、少々残念ですが」
    幌空 標:わざとらしく肩を落とす
    篠川 把握:「悪いな、せっかく誘ってくれたのに」
    幌空 標:「悪いと思ってるなら奢ってください」隣の席から持ってきた伝票を出して
    幌空 標:「結構ここ高くないですか?」
    幌空 標:「こっそり来たから経費で落とせないんですよね」
    篠川 把握:「男に奢る趣味ねえんだけど」
    幌空 標:「美少年はそこら辺の女性よりアドでしょうよ」
    篠川 把握:「自覚してそう言ってる時点でダメだ」
    幌空 標:「はぁ……」
    幌空 標:「じゃ、僕も帰ります」
    幌空 標:「なるべくまた会わないでいきたいものですね」
    篠川 把握:「そうだな、次会った時もこれで済むんならいいんだけど」
    篠川 把握:「まあ、今日は奢ってやるよ」
    幌空 標:「ありがとうございます」
    幌空 標:「あ、そっち何もなければこれ使ってください」財布からポイントカードを取り出す
    幌空 標:やたらお札が詰まっている高級そうな財布である
    篠川 把握:「俺より金あるじゃねえか!!」
    篠川 把握:実態としてどうかは別として。
    幌空 標:「ああ、あなたと似たような事情で貯めてまして」《完全演技》
    幌空 標:「これも縁ということで」
    篠川 把握:「つくんならもうちょっとマシな噓つけよ」
    幌空 標:「では」一礼し、無駄に意識の隙間を縫う動きで出口へと消えていった。
    篠川 把握:「結局押し付けられたなこれ……」
    篠川 把握:渡された領収証を見て、苦笑した後に。
    篠川 把握:さっさと会計を済ませて店を後にする。
    篠川 把握:今日のことを考える。
    篠川 把握:結局、自分一人の命ではないという事実に気が滅入る。
    篠川 把握:自分の愚かさの為に死なせた女がいた。
    篠川 把握:それが原因で眠り姫になった少女がいた。
    篠川 把握:ずっと、文句を言いながら縁となって地獄に付き合ってくれる仲間がいる。
    篠川 把握:だから。
    篠川 把握:「俺なりに現実と戦い続けるだけだ」
    篠川 把握:そう一人で呟いて。
    篠川 把握:日常から、あっさりと踏み出していった。






    GM:DX3rd『ドッペル・シュピーゲルの境界線』fin.
    GM
    GM